「バイトを辞めたい…」
辞め方・理由・伝えるタイミング
いつまでに言う?辞める意思を伝えるタイミング
アルバイトを辞めるときは、1カ月前を目安に伝えると良いでしょう。労働基準法上は、2週間前に意志を伝えれば退職することは可能です。
ただ、会社によって、意思表示の規定がある場合があるので、不安な場合は一度周囲に確認しましょう。お店側も代わりのスタッフ探し、引き継ぎなどで時間がほしいケースもあります。コンビニやファストフードなど、シフト勤務の場合は、急な変更が難しい場合もあるので、既に組まれているシフトまではこなしてから辞めるようにすると良いです。
どう伝える?バイトを辞める理由と言い方
◆退職理由と伝え方
バイトを辞める理由は、学業との両立や家庭の事情など、無難で相手に納得してもらえるものを選びましょう。「仕事が覚えられない」などは、言い訳がましくならないように。
人間関係や、仕事が「キツイ」「辛い」など、あえて気まずくなる理由は避け、穏便に収められるものを伝えましょう。
- ・謝罪の気持ち、仕事をさせてもらった感謝の意を伝える
- ・辞めたい意思をはっきりと伝える。あいまいな態度だと引き止められるかも。
- 「授業(受験、就活など)が忙しく、両立が難しくなってきたので、{退職希望時期}で、辞めさせていただきたいと思っています。」
- 「家庭の事情でアルバイトの時間が確保できなくなってしまったので、今月のシフトを最後に辞めさせていただけませんか?」
◆誰に伝える?
上司や先輩社員・店長など、「一緒に仕事をしている一番偉い人」に話します。伝えるときは、メールやLINEではなく、直接口頭で。切り出すタイミングは、相手が忙しそうにしていた場合は、まずは時間をもらいたいということを伝えます。「ご相談したいことがあるので、お時間よろしいですか?」と都合を確認し、時間を取ってもらって話しましょう。バイト仲間に先に話して、間接的に上司に伝わってしまうのはマナー違反なので気を付けて。
辞める前に確認しておくこと
店長や上司と話して、正式に退職日が決まったら、退職に向けての準備をします。辞めた後にトラブルに…なんていうことにならないよう、きちんと確認しておきましょう。
- ・引き継ぎ先と、引き継ぎにかかるスケジュール
- ・最終出社日と有給消化について
- ・周りのスタッフへいつ言うか
- ・給与の受け取りについて(手渡しの場合、いつ・どうするか)
- ・最終出社日の持ち物、持ち帰るもの
- →会社へ返すもの(制服や名札、入館証、健康保険証など)
- →自分で持ち帰るもの(年金手帳や雇用保険関連書類など)
バイト最後の日のあいさつ
退職時のあいさつの仕方は、職場によって違います。皆の前でする所もあれば、特に決まりのない所もあるので、わからない場合は上司に確認しておくといいでしょう。
◆みんなの前であいさつする機会がある場合
最終日の朝礼などでひと言あいさつをするケースが多いです。
- 「至らない部分もありましたが、みなさんに助けていただき乗り越えることができました。こちらでの経験を活かして今後も頑張っていこうと思います。ありがとうございました」
◆みんなの前であいさつする機会がない場合
個別に話しておきたい人には事前に直接伝え、当日は出勤しているスタッフに、休憩時間などタイミングを見計らってあいさつを。また、バイトを上がるときに、店長など上司へのひと言も忘れずに。
- 「お忙しいところすみません。私、今日が最終出社になるのですが、○○さんにはいつもフォローし頂いて、本当にありがとうございました」
- 他部署や他店の人、どこまで挨拶する?
お世話になった人が他店の場合、いつどうやってあいさつするかを解説