風味豊かな食材が目白押しの“食欲の秋”到来! せっかくだから旬の食材を使った料理にチャレンジしてみたいけど、調理が難しそう…。そんな不安をあっさりと解消してくれるレシピを、リュウジさんが考案してくれました。鍋やフライパンは使わず、炊飯器だけでできる炊き込みごはん3種です。さっそく作り方を教えてもらいましょう。
きのこのダシと香りがつまった洋風ごはん「きのこのガーリックピラフ」
秋の味覚のひとつといえば、きのこ。ヘルシーで食物繊維も豊富だから、ダイエット中でも罪悪感なく食べられる食材です。今回はニンニクを効かせて、食べ応えのあるごはんにしてみました。
米 1合
しめじ 1株
ソーセージ 3本
たまねぎ 1/4個
ニンニク 1カケ
コンソメ 小さじ1強
バター 10g
塩 ふたつまみ
パセリ 少々
(1)しめじは石づきを切り落としてほぐし、ソーセージは斜め切り、たまねぎは薄切り、ニンニクはみじん切りにする。
(2)米を洗い、釜の目盛りよりやや少なめに水を入れ、コンソメを加える。
(3)パセリ以外の材料をすべて釜に入れ、炊飯器のスイッチを入れる。
(4)炊き上がったら、全体を混ぜ合わせる。
器に盛り、仕上げにパセリをふりかけたら完成です♪
色鮮やかで食感も楽しいチャーハン風混ぜごはん「鮭のチャーハン」
鮭も脂がのって、おいしくなる季節。切り身をそのまま炊飯器に入れて炊くことで、鮭の旨みがじんわりとごはんに広がります。冷ましておにぎりにしてもおいしい一品。
米 1合
甘塩鮭 1切れ
卵 1個
長ねぎ 1/3本
料理酒 大さじ1
うま味調味料 小さじ1/3
塩 小さじ1/3
ごま油 小さじ1/2
黒コショウ、紅ショウガ 適量
(1)長ねぎはみじん切りにする。
(2)米を洗い、料理酒、うま味調味料、塩を入れてから、釜の目盛り通りに水を加える。
(3)釜に塩鮭、ごま油を加えて、炊飯器のスイッチを入れる。
(4)炊き上がったら、すぐに鮭の骨を取り除き、溶いた卵と長ねぎを加えて混ぜ合わせ、炊飯器のフタを閉めて5分程度蒸らす。
仕上げに黒コショウを混ぜ合わせ、好みで紅ショウガを添えたら完成です♪
ほっくりあったか♪素朴な味ににっこり「バターしょうゆさつまいもごはん」
さつまいもは調理が大変なイメージがありますが、炊飯器調理なら決して難しくありません。お米と一緒に炊くと、さつまいものデンプン質によって、おこわのような仕上がりに♪
米 1合
さつまいも 120g
バター 10g
しょうゆ 小さじ1
白だし 小さじ2
料理酒 小さじ1
(1)さつまいもは皮をむかずに、厚さ5mm程度の半月切りにする。
(2)米を洗い、白だし、料理酒を入れてから、釜の目盛り通りに水を加える。
(3)釜にさつまいもを加えて、炊飯器のスイッチを入れる。
(4)炊き上がったら、バターとしょうゆを加えて混ぜ合わせる。
器に盛り付けたら完成です♪
まとめ
下準備は、米を洗い、材料を切るだけ。わざわざ野菜をゆでたり、魚に下味をつけたりしなくても、炊飯器ひとつで香り高い炊き込みご飯ができることを教えてもらいました。簡単なのにちょっと手の込んだ料理に見えるから、SNSにアップしたら注目を浴びちゃうかも。今回のレシピは基礎的なものなので、調味料を自分好みの濃さに変えたり、具材をプラスしたり、アレンジしても楽しそうですね。
「今日食べたいものを今日作る!」をコンセプトに、Twitterで更新するレシピが人気を集める。2017年8月に公開した「無限湯通しキャベツ」は『あさチャン!』(TBS系)、『ZIP!」(日本テレビ系)などでも取り上げられ、話題に。レシピ本『お手軽食材で失敗知らず! やみつきバズレシピ』『麺・丼・おかずの爆速バズレシピ101』(ともに扶桑社)好評発売中。 取材・構成・文:有竹亮介(verb)
料理研究家・リュウジ
Twitterアカウント:@ore825
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