バイト中に、接客用語を噛んでしまったり、言い間違えてしまった経験がある人は少なくないのではないでしょうか。そんなバイト中に思わず口走ってしまった「変な言葉たち」のエピソードをご紹介します。
掛け持ち先のバイトの商品と混ざる
「クレープ屋さんとハンバーガーショップを掛け持ちしてバイトしている私。クレープ屋のバイト中に『お待たせしました、バナナクレープバーガーです』と混ざって言ってしまった」
ハンバーガーショップでいつも「○○バーガー」と言っているクセがクレープ屋さんで出てしまったのですね。うっかり掛け持ちしている別のバイト先の商品と混ざることはよくありそうです。
知ったかぶって接客する
「居酒屋で働いているにもかかわらず、普段は飲まないのでお酒の知識が全くない。それなのに、さもわかっているかのようにかっこつけて『梅酒のチェイサー割りです』と言ってお客さんに提供した」
チェイサーとして水を提供することがほとんどなので、水のことをチェイサーと言うと勘違いしてしまったよう。そこは「水割り」で大丈夫です。
何度も連発しすぎて言い間違える
「コンビニのレジ打ちバイトのとき、100円の商品をいくつも購入したお客さんがいた。レジを通すときに何度も『108円が1点』と言いすぎて、気づいたら『108点が1円』と言っていた」
何度も同じ言葉を繰り返しすぎて、ひっくり返ってしまうパターンですね。お客さんも「あれ? 何かがおかしい……」と思いながら聞いているかも。
クレーム対応で痛恨のミス
「クレーム対応の際、『どうもありがとうございます』『大変申し訳ございました』を繰り返し言いすぎて、お客様を見送るときに、最後の最後で『どうもありがとうございませんでした!』と言ってしまった」
こちらも何度も繰り返していたことによる言い間違いですが、クレーム対応というシリアスな場面だけにつらい……。決して適当に言っているわけではないはずですが、何度も同じ言葉を繰り返しているとやぱり間違えてしまうんですよね。
間違った英訳を披露
「焼き鳥屋さんでのバイトのこと。外国人のお客さんに『“モモ”って何?』と英語で聞かれ、焦って『モモ is ピーチ』と“モモ違い”の訳を披露した」
いや、それはモモ肉のこと! たしかに、英語での接客は焦ってしまうもの。そのお客さんも「ピーチのことなの!?」と焦ったに違いありません。
まとめ
一生懸命働いていても、ついうっかり間違えてしまう言葉たち。思わず笑ってしまうような間違いなら、お客さんも許してくれるはず? とはいえ、皆さん、気を引き締めてバイトしましょうね!
文:大田彩 イラスト:ワタシはタワシ