大学での楽しみのひとつでもあるサークル活動。フットサルやテニスなどメジャーどころから、ちょっと変わったものまで、さまざまなサークルが存在します。いろいろなサークルから勧誘され、どれに入ろうか迷ってしまうもの。新1年生は、どんなところを見て選ぶのがいいのでしょうか。先輩たちにアドバイスを教えてもらいました。
「まったりサークル」は友達ができにくいかも
「『まったり活動している』と言っているサークルはあまり活発ではないため、サークルで友達ができにくい。部活のような関係性を求めている人には向かないかも」
しっかりコミットしたい人にとっては不向きかもしれませんね。逆に、自分のペースでサークルに参加したい人にはおすすめといえそう。
「マネージャーが多いサークル」は楽しさ重視な傾向
「本気でスポーツをやりたい人は、プレーヤーよりマネージャーが多いスポーツサークルを避けた方が無難かも。遊びながら、楽しく運動するところが多いと思います。むしろ、スポーツよりもイベント行事に力を入れている可能性も……!」
スポーツ系のサークルはものすごくたくさん存在するもの。楽しく運動するところもあれば、ガチで取り組んでいるサークルも。
歓迎会中の先輩の様子をチェックする
「新入生歓迎会での先輩の立ち振る舞いをしっかり見ること。新入生の前だから、無理して場を盛り上げている可能性もある。いつもとは雰囲気が違うかもしれないので、できることならば普段のサークル活動まで見て決めるのがいいかも。それが難しかったら、先輩のようすを観察すること」
いわゆる「新歓」と呼ばれる、新入生歓迎会。先輩たちとゆっくり話せる良い機会ですが、普段の活動まで見てから決めた方が安心感もありそう。
いろんなサークルに入りすぎない方が無難
「サークルは無制限に入れるけど、きちんと活動に参加できるのは多くても3つくらいだと思う。勢いでたくさん加入しても、なかなか参加できなかったり、そもそもお金がかかりすぎてしまったりすることがあるので要注意」
学生生活は、勉強やバイトなどサークル以外にもやることが盛りだくさん。気になるサークルがいろいろあっても、あまり欲張りすぎない方が無難かも。
サークルの外部の意見も聞いてみる
「もし先輩に聞けるなら、外部から見たサークルの評判を聞いておくこと。学生委員会などが新入生相談会を開いてくれる学校もあるので上手に活用するのも○」
ほかの先輩たちから見た印象を聞いてみると、後からミスマッチが生まれることもなさそう。
無理して入るくらいなら、自分でサークルをつくることも
「サークルの雰囲気や活動内容がしっくりこない場合も。そんなときは、焦ってサークルに入らなくてもいいと思う。『自分に合うものがない……』と思ったら、自分でサークルをつくるという手もある」
たしかに、自分でサークルをつくることもできますもんね。まずはいろいろなサークルを見てみましょう。
まとめ
どんなサークルに入るかによって、大学生活の充実度も変わるもの。いろんなサークルを見て、自分に合ったものを探すことが肝心でしょう。新入生のみなさんは、ぜひ上記を参考に決めてみてくださいね!
文:大田彩 イラスト:てぶくろ星人