イルミネーションやクリスマスパーティなど、今の時期は写真を撮る機会も多いもの。せっかくみんなで写真を撮るなら、楽しい空気感が出ているような“リア充”な写真を撮ってSNSにアップしたいですよね。しかし、そんな写真をいざ撮ろうと思っても、なかなか難しいもの。
最近では、派遣されたスタッフが友達や恋人などになりきって、SNSで映えるような写真を撮ってくれる「リア充代行サービス」なんてものも登場しています。もしかしたら、その人たちならば、リア充に見える写真テクニックをたくさん知っているのかも！そこで今回はリア充代行サービスの「ファミリーロマンス」のスタッフさんと一緒に写真を撮りながら、そのテクニックを教えてもらいました。
一緒にチャレンジするのは、普段は「リア充っぽい写真どころか、もはや写真すら撮らない」というライターの佐野くん。
友だち役として協力していただくのは、スタッフのリサさんとリョウスケさん。
リョウスケさん：よろしくお願いします。今日はイルミネーションの下でクリスマスっぽいリア充な写真を一緒に撮りまくりましょう！
リサさん：女子会や恋人の代行など、いろいろなシチュエーションで代行サービスを利用される方がいらっしゃいますが、今日はどんなときにでも使える基本的なリア充の撮り方を教えますね。
佐野：よろしくお願いします！
ポイント（1）とにかく笑顔で！できるだけ近づいて撮る
リサさん：はい、では早速イルミネーションの前で撮りましょう！写真から楽しさが伝わるように、とにかく表情は笑顔で。自分が一番かっこよく見えるキメ顔などもいいですが、基本的には楽しそうな表情の方が、仲も良さそうに見えるのでオススメです！できるだけ相手との距離も近づけて、仲良しアピールしましょう。
佐野：おお！なんだか今日初めて会ったとは思えないような、仲良し感が出ますね。みんなで近づいて撮ると自然に笑ってしまうので、笑顔をつくるのが苦手な人でも大丈夫そうです。
ポイント（2）女子なら上から！男子は引き目で撮るのがコツ
リサさん：では、今度はセルフタイマーを使って撮りましょう。実は、男女によってベストなアングルというのも違ってくるんです。男性の場合は、引きで撮影するとスタイルが良く見えます。さらに、足を前に伸ばすだけで、足も長く見えますよ。女性なら、アップで上から撮った方が盛れるのでオススメです！
佐野：なるほど。たしかに男性の場合は、アップよりも全体を写した方がかっこ良く見えそうです。
リョウスケさん：引きで撮るときは大きくポーズをとった方が躍動感も出てリア充な雰囲気がでます。
佐野：引きで撮ると、どうしても被写体が小さくなってしまうので、大きくポーズをとるのはポイントかもしれないですね！
ポイント（3）小物づかいでワンパターンな写真から脱却！
リサさん：ツリー以外にも、クリスマスらしいものがあれば、それを入れて撮影するといいですね。周りにあるものをうまく活用すると、いろいろなバリエーションの写真が撮れますよ。
佐野：同じ場所で撮影するときでも、ちょっと角度や背景を変えるだけでも違ってみえそうですね。
リョウスケさん：室内で撮影するときなどは、自分たちで小物を用意することもあります。みんなで同じサングラスをかけたり、おそろいで身につけるアイテムを持つだけで一気にパーティっぽさが出てリア充度が増しますね。
リサさん：小物がなければ、遠近法を使ってオモシロ写真を撮ってみるのもアリかもしれません。
佐野：リア充っぽい……。みんなで工夫しながら頑張って撮るので、撮影中も盛り上がりますね。
ポイント（4）「snow」を使うのは△……加工するならフィルターを駆使！
佐野：SNSなどには、「snow」のような加工アプリを使った写真がよくアップされていますよね。かわいく撮れて今どきの雰囲気も出ますが、ああいった写真を撮るのはリア充っぽいイメージがあります。
リサさん：個人的には、大人数で撮るときにはあまりオススメしていないんです……。もちろん顔を盛りたいのであれば最適なアプリですが、どうしてもみんなが同じ顔に見えてしまうというデメリットも存在します。写真もワンパターンになってしまいがちですしね。加工をするなら、その場の雰囲気に合わせていろいろなフィルターを試してみるといいですよ。また、美肌加工のアプリなどはよく使っています。
佐野：なるほど。ちょっと暗めにフィルターかければ、シックな感じになりますね。加工次第で、写真の雰囲気をかなり変えられそうです。
応用テクニック：色のバランスを考えてみると一気に“インスタ映え”！
リサさん：もし女子会のような場所でチャレンジするなら、料理や飲み物などは全員違うものを頼むようにしてみてください。色合いが被らない方が写真映えします。また、メンバーの服装も被らない方がベストです。「何色着ていく？」なんて事前に打ち合わせして決めるのも楽しいですよ。
佐野：インスタ映えを狙うならば、写真の色合いに気をつけるのがポイントということですね。
まとめ
思わずSNSに上げて、みんなに自慢したくなるようなリア充写真たち。みんなで盛り上がっているようなリア充な写真が撮れたら、SNSで「いいね」がたくさんもらえるだけでなく、実際に撮影するときも盛り上がって楽しいもの。写真だけが“リア充”というわけではなく、うまく撮影しようとみんなでワイワイと試行錯誤するのが一番リア充な瞬間かもしれませんね。
クリスマスの時期、写真を撮る機会も多いものです。皆さんもぜひ、学校のお友だちやバイト仲間と試してみてください！きっと楽しい写真が撮れるはず。それでは！メリークリスマス！！
構成：大田彩
