プロのボイストレーナーから聞いた!カラオケで好印象を残すには?!

これから忘年会や新年会、歓送迎会の二次会などでカラオケに行く機会も多くなりそうですね。カラオケが苦手な人も、得意な人も、その場を上手く過ごし、楽しみたいものです。今回はカラオケで歌って好印象を残す方法を「COCO音楽教室」校長の岩渕トオルさんにお話を伺ってきました。

 

カラオケは歌の上手さを競い合うのではなく、みんなで同じ雰囲気を共有する場

岩渕トオルさん

――カラオケが苦手な人はどうすればよいでしょうか?
カラオケに対して苦手意識のある方の多くは、歌が下手な人ではありません。苦手な人の傾向としては、「昔音楽の先生や友人に歌い方を注意された」など、過去に嫌な経験があり、歌うことに自信がなかったりします。歌うことに自信がない人は、実は歌う練習すればかなり改善し、苦手意識がなくなる傾向にあります。

「歌う顔が見られるのが恥ずかしい」「大勢の前で歌うのが緊張する」などの性格的に苦手意識を持つ人もよくみられます。性格的な苦手意識がある人でも勇気を出して、一度でも歌ってしまうと、人が変わったように歌いだす人もいます。「苦手なカラオケに行きたくない」と悩んでいた人が、振り返ってみると「一瞬の悩みだった」と言ってくださることもありますね。

そもそも、カラオケとはみんなで歌の上手さを競い合う場ではなく、同じ雰囲気を共有する場なので、気楽に歌ってみましょう。また、苦手な人は自分が音痴なのかと思っていたりもしますが、実はそうではなく、歌うことに慣れていないだけかもしれません。まずはカラオケが苦手な人向けの基本のポイントを4つお伝えします。

 

カラオケが苦手な人向け4つの基本ポイント

1.まずは曲選びを気をつけましょう!

自分がよく知っていて、自分の声が出る音域の曲で、みんなが知っている曲を選ぶといいでしょう。音程があっていない人は意外と曲を知らないケースが多いです。「ドラマの主題歌で聞いたことがある」「友達がカラオケで歌っているのを聞いて知っている」などの理由で歌える気分になっていても、実際に歌ってみると音程が解らなくなることはないでしょうか?その場合はフルコーラスの音源を何度も聞いて曲を覚える必要があります。

いくら歌を覚えても自分の声が出ない音域の歌では正確に歌うことが出来ないので、自分の声が出る音域の曲を選びましょう。また、みんなが知っている曲の方が印象よく聞こえます。知っている曲の方が親しみもあり、リズムに乗れるので「いいね!」と思うものです。

2.自分の声に合う高さ(キー)を調整して、自分の土俵に持ち込もう!

原曲キーで歌うことがかっこいいと思われがちですが、全然そんなことはありません。大切なのは、自分の出せる音域にカラオケの高さ(キー)を合わせることです。有名アーティストは、毎日何時間も練習を積んで、選ばれた人であり、一般人とは違います。無理して原曲キーで歌う必要はありません。

自分のキーを知る方法は、原曲を聞いて歌ってみて、高いと感じたらキーを下げてみてください。まだ高いなって思ったらもっと下げても問題ありません。何回も歌いながら探っていくのがよいと思います。自分のキーや音域が探れるスマートフォンのアプリもあるので、活用するのもよいと思います。性別や年齢や体格よっても声の太さが全然違うので、合うキーも人それぞれです。

3.歌声に強弱をつけて、自分の中で盛り上げポイントを作ろう!

自分の中で盛り上げるポイントを意識して歌うことも重要です。何も意識しないで歌う場合、サビで盛り上げて歌っているつもりになりますが、実際は盛り上がったように聞こえなかったりします。盛り上げポイントを強調するためには、そこだけ大きく歌う、そこだけ強く歌う、他は優しく歌うなどの歌い方があります。

4.恥ずかしがらずに、立って歌おう!

医学的に証明されていることですが、立って少し胸を張った方が、声が出やすいと言われています。カラオケは座って歌うっていう習慣がありますが、可能であれば立って歌ってみるといいですよ。

 

カラオケが好きな人向け、応用ポイント

1.リズムやテクニックより「いいね!」の近道…想いをのせて歌ってみよう!

――ではカラオケが好きな人向けの応用編として「いいね!」と思えるポイントを教えてください。

感情を表現して、歌うことです。人が何かを「いいね!」と思うときは感情が動いたときです。相手の感情を動かせるには、自分の感情を表現し、相手に届ける必要があります。世間的にはあまり知られていませんが、その感情を表現することが歌ではとても大切です。テクニックやリズムよりも伝わりやすいので、実は人に聞かせて「いいね!」と思われる近道なのです。
どんなに音域が広くて、テクニック、リズムが優れていても、想いが込められていないと、人を感動させることはできないと私は思います。例えば、JUJUさんはとても歌が上手で、たくさんの人を感動させているように思いますが、それはJUJUさんの歌の上手さに感動しているだけでなく、JUJUさんの感情に触れて感動しているのです。

2.自分なりに歌に対してテーマを決めて、歌ってみよう!

岩淵トオルさん

――感情を表現して歌うコツを教えてください。

悲しい場面なら悲しかったこと、幸せな場面なら幸せだった時や楽しかったことなど、自分の経験を思い出しながら歌うとよいと思います。歌詞の内容と同じ経験はしていなくても、歌詞の場面の感情に自分の想いをのせて歌うというイメージです。

――歌詞の場面の感情に合わせて歌うということですね。おすすめの選曲はありますか。

ストーリー性があって、みんなが聴いてわかりやすく共感出来る曲がいいですね。例えば、女性なら西野カナ、男性ならMr.children、back numberの曲が共感しやすいのではと思います。

――ストーリーが描きにくい曲はどうしたらよいでしょうか?

自分なりのテーマを決めて、歌ってみるとよいでしょう。例えば、ノリの良い曲なら「楽しもうぜ!」「元気で歌おう」とか。恋愛の曲なら内容に合わせて「やさしく、歌う」「悲しい雰囲気で」など、その曲のテーマを決めて歌ってみるとよいでしょう。

――最後に、カラオケで気になる異性をグッとさせる選曲はありますか?

やはり気になっている異性の好きな曲や好きなアーティストの曲がいいと思います。後は男性なら男性ボーカルの曲、女性なら女性ボーカルの曲がいいですね。

 

カラオケで「いいね!」と好印象を与えるポイント

・自分が出せる音域のよく知っている曲で、みんなが知っている曲を選曲する
・自分に出せる声にキーを合わせる
・盛り上げポイントを意識して歌う
・恥ずかしがらずに、立って歌う
・自分なりに想いをのせて、感情をこめて歌う

これらを実践するためには、曲を何度も聴き、自分なりの歌い方を研究して練習するのがよいでしょう。練習を重ねて「これだ!」という一曲を、気になる異性や大学、仕事に活用してみてはいかがでしょうか。

■プロフィール
岩渕トオル

COCO音楽教室校長。数々の音楽学校で講師を勤め、1000人以上の声を担当。メジャーデビューアーティストの担当も多数。楽曲提供やレコーディングのオペレーションでも活躍。
■COCO 音楽教室

https://www.sasazuka-vocal.jp/
https://www.facebook.com/coco.vocal/
https://ameblo.jp/sasazukavocal/

(取材・執筆 水谷えりこ)

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