未経験者ならではの志望動機の伝え方

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アルバイトを探しているときに、未経験の仕事には応募しにくいと感じることはないでしょうか。分からないことが多そうなだけでなく、採用されにくいと思うことも主な理由でしょう。しかし、未経験者であっても志望動機の伝え方を工夫すれば、効果的なアピールをすることは決して不可能ではありません。そこで今回は、未経験者におすすめの志望動機の伝え方を紹介します。

【目次】

未経験者が志望動機で伝えるべき内容

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一般的に、経験者のほうが未経験者より採用されやすいのは確かです。仕事を教える手間が少なくて済むので、即戦力を探しているアルバイトアルバイト先であればなおさらです。未経験者としてはその点を補うためにも積極的に経験以外のところでアピールをしていく必要があります。

まずは応募理由を素直に伝えよう

未経験者にとって最も重要なのは、「未経験ながらもそのアルバイトに応募した理由」を素直に伝えることです。採用担当者は、応募者がなぜ未経験の仕事をわざわざ選んだのか不思議に思っているかもしれません。その疑問を払拭してからでないと、いくらアピールをしても印象に残らない可能性があります。

未経験であることを自己申告する

また、未経験であることを自己申告することも重要です。採用されたいからといって嘘をつくと、後で後悔することになるでしょう。採用されたとしても、経験者向けの難易度の高い仕事を割り当てられる恐れがありますし、働きぶりを見られるとすぐに嘘だとばれてしまいます。

未経験者ならではの志望動機の伝え方

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未経験者でもポイントをおさえて志望動機を書くことで、採用率が高まる可能性があります。ここでは3つのポイントをご紹介します。

自分の他分野での経験と結び付ける

未経験の分野と自らの経験を結びつけた志望動機を考えると採用につながりやすくなります。まったく未経験だと思っていても、自分の経験を活かせることは意外と多いものです。たとえば、商品の案内をするアルバイトでは、大学の研究発表で鍛えたプレゼン力が役に立つかもしれません。

企業の求める人物像と結び付ける

また、企業の求める人物像と志望動機を結びつけることも忘れてはいけません。未経験であっても、求めている人物像と合致する部分が多いと感じてもらえれば、採用されやすくなるでしょう。
忍耐強い人物を求めているのであれば、「根気よく取り組める仕事がしたい」というような具合です。どれだけ自分の優れた点を伝えても、必要とされていない内容なら、ただの自慢話とみなされることもあるので注意してください。

業界・専門知識を勉強したうえで考える

業界や専門知識について勉強していくことをアピールするのも有効です。未経験であっても、この分野についての知識や理解をしっかりもっており、完全な未経験者よりも速いスピードで即戦力になってくれる可能性が高いなと思ってもらえる場合があります。

未経験者のNGな志望動機って何?

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印象が悪くなる志望動機について把握しておくことも大事です。ここでは3つのNGケースをご紹介します。ぜひこれらは気を付けるようにしましょう。

やる気「だけ」をひたすら伝える

未経験の場合は仕事の実情が分かりにくいので、志望動機は抽象的な内容になりがちです。よくあるのは、やる気をひたすら伝えるというものです。もちろん、やる気があることは大切ですが、それだけでは応募先にとって有益な人物かどうかを判断できません。

これまでのアルバイト経験「だけ」を伝える

前職のアピールに終始している志望動機もNGです。未経験者の場合はアピールできる材料がないと感じて、これまでのアルバイトの経験を無理やりアピールしようとするケースがあります。リーダーを務めた実績など、応募しているアルバイトでも活かせそうな経験は良いですが、そうでない経験については控えたほうが良いでしょう。

へりくだりすぎてアピールしない

また、へりくだり過ぎるのも良くありません。アルバイト中は、謙虚な姿勢でいることは美徳と見なされるケースも多いです。しかし、志望動機はアピールするためのものなので、へりくだっていると意欲が足りないと思われてしまいます。

履歴書に志望動機を書く際のコツは?

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履歴書の志望動機を書くスペースは限られているので、要点を絞って書かなければなりません。大切なのは志望している理由を明確に伝えることです。どのアルバイト先にも通用しそうな不明瞭な志望動機であれば、他のアルバイト先に移ってしまう可能性があると思われかねません。

採用担当者は、すぐに辞めそうな人を雇おうとはしないです。特に、未経験者は仕事が合わずに辞めてしまうことを警戒されています。理由を明確にして、応募先として選んだ必然性があることをアピールしましょう。

また、未経験者は、働くことをイメージすると不安になることも多いと考えられます。しかし、志望動機は、不安ではなく前向きな姿勢を伝えるつもりで書くことが大切です。たとえば、未経験であることを克服するために、努力している内容を記載するという方法があります。

また、これから努力していく計画について述べるのも一つの手です。どちらにしても、はっきり伝わるように書きましょう。

未経験者の強みを活かそう!

未経験者が志望動機を考えるときは、経験者と比較しても不利になりにくい内容を考えるのが基本です。そのためには今回紹介したような工夫をしなければなりません。ただし、経験者もたくさん応募している求人の場合は、不利にならない工夫だけでは足りない可能性があります。一歩踏み込んでアピールをするために、未経験者ならではの強みを活かすことを考えてください。

経験者ばかりのアルバイト先は、安定感がある一方で、馴れ合いのような雰囲気になって効率が落ちている場合もあります。未経験者の加入が良い刺激となり、全体が活性化することを期待する採用担当者は珍しくありません。その場合、「初めての仕事だからこそ気が付く改善案を提案していきたい」というような内容は十分なアピールになります。未経験であることが不利にならないように工夫しつつ、未経験者ならではの強みも盛り込みましょう。

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