学生の期間を経てついに就職活動を迎えた際、自分のアピールポイントをどう伝えたら良いのか迷われた経験がある方も多いのではないでしょうか?勉強やサークル活動の他にもアルバイトでの経験をもとに何を伝えるかを決めた方も多いと思います。そこで就職活動を経験した大学生100人に、就活でバイトの経験をアピールしたかどうか聞いてみました。
【質問】
バイトの経験を就活でアピールしましたか?
【回答数】
はい:54
いいえ:46
意外!?全体の半分程しかアルバイトの経験を話していない
アンケートの結果、全体の54人がバイトの経験を就活でアピールしたという結果になりました。
中にはこんなメリットを感じている人も!
・人と会った時にいらっしゃいませーと言ってしまう。大人の人と会話するのが苦ではなくなる(20代/女性/学生)
・バイトを通じて、学生だけでなく様々な境遇の方と触れ合うことができるので人生経験になる。(10代/女性/学生)
色々な人たちと関わる中でコミュニケーションの練習にもなり、人生経験にもなるという声もありました。また、学生の間はなかなか接することがない社会人と話せることをメリットと感じている人も多いですね。
仕事に打ち込めていた、就職先の仕事と関連がある場合はアピールになりそう
仕事そのものに力をいれて頑張っていたという方や、就職先の仕事内容とアルバイトの仕事内容が関係している場合はアピールをしやすいようです。また、英語が話せるといったスキルをアルバイトでも活かしていた場合は、実際の場面でも使えるというアピールになりそうです。また、アルバイトでのアピールポイントだけでは足りないという意見もあり、最終的には学業で頑張ったことなども一緒に伝える必要がありそうです。
一方、アピールをしなかったという人も半数近くの46人いました。
アルバイトよりもアピールすべきものがある場合はそちらを優先
アルバイトよりもサークル活動で話すべきものがあったり、他の大学生と異なる経験をアルバイトでしていない人はアルバイトをアピールポイントには使っていないようです。アルバイトではマニュアルに沿った行動を求められ、自主的に動くことが無かったという意見も見受けられました。大学生の多くはアルバイトを経験しているため、なかなか魅力のあるアピールポイントを見出すのが難しいようです。
自分の経験をアピールポイントとして伝えよう
アルバイト経験だけでは他の学生と差別化が難しい、という意見がみられました。アルバイトだけでは、そうそう特異な経験をしている人は少ないかもしれませんね。ですが、アルバイト経験を通じて、何を学んだか、何を克服したかは本人だけのオリジナルな経験。アルバイト経験を就活でアピールする場合は、そのような観点も視野に入れておくといいでしょう。
■調査地域:全国
■調査対象:【職業】学生
■調査期間:2017年03月23日~2017年04月06日
■有効回答数:100サンプル
■協力会社:ウィルゲート