レジ業務や品出しなどがメインのスーパーのバイト。みんなはどこに満足しているの？時間、時給、仕事内容について詳しく聞いてみました。
【目次】
1．スーパーのバイトの仕事内容
2．総合評価
3．労働時間
4．時給
5．この仕事の満足度
6．スーパーで働いてみた体験談
7．メリット・デメリット、評判は？
スーパーのバイトの仕事
スーパーの仕事は、レジ打ちを中心とした接客業務と売り場管理の大きく2つに分けられます。売り場管理は商品の品だしや陳列、値段のシール張りなど。その他に清掃作業や総菜調理などがある場合も。大きなスーパーではレジ担当、売り場担当など別れて作業することが多いですが、小規模スーパーでは業務を兼任することもあります。
比較的同じ作業を繰り返す仕事が多いので覚えやすく、社員やパート社員がいることも多いので、分からないことがあれば聞けるのは心強いでしょう。また、子どもからお年寄りまでさまざまな年齢層の方と接するため、接客はもちろん、臨機応変な対応力など将来役立つ社会人としてのスキルが身に付くでしょう。
総合評価：シフトが比較的組みやすく「時間の融通」に★5つ
スーパーのバイトは、朝から夜までと営業時間が長い店舗が多いため、比較的シフトが組みやすい仕事です。土日や開店前、深夜などは時給も高め。手順や仕組みを覚えれば、比較的単純な作業が多いので、未経験でも働きやすく満足度も高いようです。
1回の労働時間：3-5時間派が64％と高い割合に
6割以上が3－5時間勤務。品出しがある開店前や、夕食の買い物で賑わう夕方などは忙しいですが、人手が必要なためシフトが組みやすく、日中授業などがある学生にとっては好都合なバイトです。「時間がしっかり決まっているので、プライベートの予定が組みやすい」というコメントも。
※平日の労働時間を集計
時給は800円-1000円が約7割を占める結果に
時給800円-900円が42％で最多。時給900円-1000円が31％で続きます。スーパーでは、お買い得商品の情報をすぐに知ることができたり、アルバイトでも社員割引で弁当やお惣菜などが手に入ることも多く、1人暮らしの学生にとっては嬉しいメリットです。
※バイトの時給は地域や時期、時間帯によっても変わります。
仕事は6割以上が「比較的仕事が楽」と回答
比較的仕事が楽という人が61％。レジの仕事も仕組みを覚えてしまえばルーティンワークなので、比較的楽と感じるようです。挨拶、言葉遣いなど社会人としてのマナーが自然に身に付くのも魅力。お客様と直接触れ合え、ありがとうと感謝されることも多く、やりがいにつながるようです。
※複数回答可
スーパーで働いてみた体験談
＜ココがよかった＞
・お客様からお褒めの言葉をいただけることがあり、達成感があるところ。
・笑顔が自然に出るようになった。電話対応など普段できないことが身についた。
・商品の仕入れから、棚への品出しを経験することができたのは良かった。買い物に来るご老人とのコミュニケーションが楽しくて、いい思い出がある。
・接客をするということで言葉使いを気にするようになったし、レジ上げをすることになったので計算も早くなる。
＜ココが大変＞
・荷物の持ち上げ下げ、運搬が体力的にきつい。
・売り出しがある日や休日はお客様が多く来られ、スピードが求められるところ。
・ずっと立ちっぱなしだったところ。
・マナーなどが学べる反面、それなりの対応を求められるため、とても気を使います。
メリット・デメリット、評判は？
＜メリット＞
・流通システムが把握でき、一度働くと違うスーパーでも即戦力として働けると思います。（40代／女性）
・スーパーは利用者が幅広いので、色々な接客のノウハウを身に着ける事が出来る。（30代／女性）
・外のお仕事と違って、夏の暑さや冬の寒さと無縁だった。（40代／男性）
・日常生活で自分も必ず消費する商品を扱うので、新商品や人気商品、物価などに触れる機会が多かった。（40代／女性）
＜デメリット＞
・食材を扱うため、衛生面には特に気を付けなければならず神経を使う。（20代／女性）
・基本的にネイルやヘアカラーなどはNGなことが多いので、オシャレを自由にしたい方には難しい。（30代／女性）
・特売日や繁忙期、特に年末は忙しい。（20代／男性）
・レジが並んでいて忙しい時のレジ打ちでは、お客様もイライラしていて、お客さんとのトラブルに巻き込まれることがある。（20代／男性）
データ：18歳～25歳までの学生時代にアルバイト経験者（2157人）を対象に調査（調査期間：2015年12/4～12/21）。調査協力／株式会社クラウドワークス
文：荒川文乃
