学業にサークルに忙しい学生の中には、アルバイトをする時間がなくて応募に二の足を踏んでいる人もいるかもしれませんね。でも、それは「長期アルバイト」を念頭に置いているからかもしれませんよ。アルさバイトには「短期」「単発」「日払い」といった類のものもあり人気です。これらがどんなアルバイトなのか紹介していきましょう。
短期バイトとは？
短期バイトは、文字通り短い期間だけ働くアルバイトのことです。短期がどのくらいの期間を指すのか、明確な定義はありませんが、1カ月以上3カ月未満くらいのアルバイトであれば、短期バイトとみなすことが多いでしょう。夏休みなどの長期休暇を利用して、その期間だけバイトする、といった働き方が可能です。
短期バイトはどんな仕事がある？
短期バイトの種類はさまざまで、引っ越しバイト、試食販売スタッフ、サンプリング、倉庫での仕分け作業などがあります。
シーズン限定バイトとしては、リゾートバイト、お中元、お歳暮、クリスマスなどの繁忙期の販売スタッフ、年末年始の年賀状の仕分け作業などがあります。
短期バイトのメリット、デメリット
メリット
先にも書いたとおり、学生であれば夏休みや冬休みの長期休暇を利用して、その期間だけ働くことが可能です。平日は忙しく時間の都合がつきにくい人におススメです。
デメリット
その人の性格にもよりますが、短期間のアルバイトなので、バイト仲間と親しくなるのは難しいかもしれません。逆に淡々とバイトに励みたい人には向いているともいえます。
単発バイトとは？
単発バイトは、短期バイトよりももっと短い期間のアルバイトのことを指します。こちらも明確な定義はありませんが、1日〜1週間程度のアルバイトであれば、単発バイトという扱いをされることが多いでしょう。
単発バイトはどんな仕事がある？
単発バイトは、イベントや催事にあわせて募集されることが多いです。
例えばイベントスタッフや警備スタッフ、催事場での販売スタッフ、スーパーの試飲・試食販売などです。その他、交通量調査などの調査系やモニター系の仕事などもあげられます。
単発バイトのメリット、デメリット
メリット
1日のみの募集があることも多いので、自分の空いている日だけ働くことができることが魅力です。学生であれば、授業がない日だけ単発でバイトを入れることも可能でしょう。
デメリット
働ける期間が短いため、すぐにまた次のアルバイトを探さなければならないということです。職種や職場の雰囲気によっては、すぐに馴染めない場合もあるでしょう。逆に短い期間であれば人間関係に思い悩まず、割り切って働けるのはメリットといえるかもしれません。
日払いバイトとは？
日払いバイトは、お給料の締め日が1日ごとであるアルバイトのことを指します。注意すべきなのは、働いたその日にお給料をもらえるとは限らないという点です。日払いであっても、後日まとめてお給料が振り込まれるケースがあります。当日のうちに支払われるのは「日払い」ではなく「即日払い」なので、間違えないように注意してください。
日払いバイトはどんな仕事がある？
日払いバイトは、警備スタッフやイベント設営、引っ越しスタッフ、コンサート会場の準備や手伝いなどがあげられます。
まれに事務系のバイトでも日払い可能なところもあるようなのでチェックしてみてください。
日払いバイトのメリットデメリット
メリット
単発バイトと同様、自分のあいた時間に働けることがメリットです。会社にもよりますが、働いた翌日までにお給料をもらえることも多いので、急いでお金を用意したい場合におすすめです。とはいえ、特に急ぎの場合は、いつお給料がもらえるかは事前に確認しておきましょう。
デメリット
やはり人間関係が広がりにくい点がデメリットといえます。他のバイトも同様ですが、働く期間が短いのでスキルとしては身に付きにくいといえるでしょう。
短期・日払い・単発のバイトで気をつけるべきポイント
短期、単発、日払いバイトは、働く時間が短い分、スムーズに仕事をするためには積極的にコミュニケーションしてく姿勢があったほうがいいでしょう。とはいえ難しく感じる必要はありません。きちんと挨拶をする、タメ口ではなく敬語を使う、わからなければ質問するといったマナーを守っていれば大丈夫です。
初めての現場はわからないことも多いと思いますので、メモなど筆記用具を持っていると安心です。また、特に日払いバイトの場合は支払い手続きのために印鑑が必要な場合があるので、事前に持ち物を確認しておくといいでしょう。
まとめ
短期・日払い・単発のバイトは、稼ぎたいときに集中的に稼げるという点が大きな魅力です。また、「就職する前にできるだけたくさんの職種を経験し、自分の適性を見極めたい」と考えている人にも、おすすめのです。興味のある人はぜひチャレンジしてみてください。
協力会社／ウィルゲート
