卒業後の進路が決まる大事な就職活動の時期。企業の説明会や面接などが突然入ることもあり、なかなかバイトするのが難しいですよね。しかし、スーツ代や交通費などお金もかかる時期……できれば無理なくバイトもしたいもの。そこで今回は、就活中にバイトをしていた先輩たちに就活とバイトの両立方法を教えてもらいました。
スーツのまま働けるのがラク！塾講師のバイト
「予備校や塾は遅い時間までやっているので、就活中は夜の遅い時間帯の授業だけ受け持っていた。スーツを着て講師をするので、説明会やセミナー後でもそのままバイトできたのもラクでありがたかった……」（24歳・女子）
「生徒が春休みの期間は午前中の授業があったので、バイト後にそのままスーツで説明会に参加していた」（24歳・男性）という人も。スーツで働くバイトならば、着替える手間が省けるので就活中の大きなメリットといえますね。
無理なく働ける＆リフレッシュにも！派遣バイト
「どうしても急に選考が入ることがあるので、固定のアルバイトをするのは断念。その代わりに、派遣のアルバイトに登録した。就活の予定がないときに入ることができたのでよかった。コンサートのイベントスタッフは、一日限りで働けるしコンサートの非日常な空間を味わえるので、就活のリフレッシュにもなった！」（23歳・男子）
短期で入れる派遣バイトは、忙しい就活生にとって心強い味方。いろいろな仕事ができるので、リフレッシュになるものもたくさんありそうですね。
予定も空いていて時給も高い！夜勤のコンビニバイト
「就活生のとき、夜勤でコンビニバイトを始めた。深夜勤務だと、時給の値段が上がるし、夜なら就活の予定が入ることもない。次の日に就活の予定が入らない金曜日や土曜日の夜に夜勤シフトを入れた。日曜日に体調を整える期間を設けておいたので、就職活動に支障をきたすことはなかった」（23歳・男子）
深夜帯ならば企業の選考が入ることもないもの。とはいえ、次の日の朝に就活の予定が入ってしまえば本調子で挑めないもの。ゆっくり休養できる日を間に設けておくのは大切ですよね。
家で働ける仕事も！模試採点バイト
「在宅でもできるアルバイトを紹介してくれるサイトに登録していた。期日までに提出すればいいので、自分でスケジュールを調整できる人にはぴったりだと思う。模試の採点のアルバイトは自分の勉強にもなった」（23歳・女子）
在宅でできるバイトをしていた人も。とはいえ、自宅でもだらけずにしっかりできる人にとっては一番両立しやすいかもしれません。
朝型生活で就活も！新聞配達のバイト
「就活中は新聞配達のアルバイトを短期でやっていた。早朝なので就活の予定に被ることもなく、目がしっかりと冴えた状態で就職活動に望むことができた」（25歳・男子）
学生時代ってどうしても夜更かししがちですよね……。新聞配達のバイトならば、どうしても早朝に起きなくてはならないため生活リズムが立て直せそう。シャッキリとした状態で就活に挑めるのも相乗効果があってうれしいですね。
まとめ
就活の予定が入らない時間帯にバイトするほか、在宅といった手段もあるよう。就活期間は忙しく、なかなかバイトするのも大変かもしれません。しかし、リフレッシュになったり、いろいろな仕事を体験できたりとお金以外でもメリットもあるもの。上手に両立させて、就活もバイトも充実するといいですね！
文：菅堀彩子 イラスト：とげとげ。
