採点バイトとは?仕事内容、メリット・デメリット、体験談を紹介

採点バイトとは?仕事内容、メリット・デメリット、体験談を紹介
採点バイトと聞くと、回答が書かれた答案用紙にマルかバツを付けるイメージではないでしょうか。実際の仕事はどうなのでしょう。採点バイトの実際の仕事内容やメリット・デメリット、体験談などをご紹介します。

【目次】
1.採点バイトとは?
2.仕事内容は?
3.採点バイトの勤務場所は?
4.どのくらい給料をもらえるの?
5.働く時間はどのくらい?
6.採点バイトを始めるまでの流れは?
7.採点バイトのメリット・デメリット
8.体験談:実際に働いてみてよかったことは?
9.体験談:実際に働いてみて大変だったことは?
10.応募前の気になる疑問Q&A
11.まとめ

採点バイトとは?

採点バイトの仕事は「採点」と「添削」の2種類に分けられます。

●採点
採点は回答に対して○×をチェックして点数を集計します。
●添削
添削は、記述式の答案や論文といった問題に目を通してコメントする作業です。

特に添削作業は点の付け方が難しく、回答の方向性などをアドバイスする際にもわかりやすさが求められ、腕の見せどころです。

仕事内容は?

採点バイトとは?仕事内容、メリット・デメリット、体験談を紹介

採点基準のマニュアルに沿って模試や試験の答案を採点したり、記述式の回答に対してアドバイスを書いたりする添削作業が主な仕事です。塾や実際の試験会場に集合して回答をその場で採点する場合もあれば、自宅へと送られてきた回答をチェックして本部に戻す場合があります。

採点バイトの勤務場所は?

採点バイトの仕事場所は大きく分けて「在宅」「試験会場」になります。

在宅の場合、基本は一人で自分の都合のつく時間で作業します。時間の融通がきく分、自己管理が必要です。迷ったりわかなかったりする場合は、電話やメールで本部に問い合わせるところが多いようです。
一方、試験会場で作業する場合、指定された会場に決められた時間に大勢で作業することになります。わからないところはその場で確認して作業を続けます。

どのくらい給料をもらえるの?

採点バイトの給与携帯は「出来高制」「時給制」があります。

在宅の場合は基本的に「出来高制」になることが多いようです。答案の種類や難易度によって単価は変わり、記述問題の方が記号問題よりも単価は高く設定されているのが一般的です。期限を守れなかったり採点ミスが多いと、仕事を打ち切られる可能性もありますので気を付けましょう。
一方、試験会場で採点・添削する場合は「時給制」が多いようです。地域や試験内容によっても異なりますが、およそ1000円~1500円程度が相場となります。

働く時間はどのくらい?

勤務時間は、在宅勤務か試験会場勤務かで違いが出てきます。在宅の場合は好きな時間に勤務でき、1枚あたりの値段で報酬が決まりますが、試験会場で勤務する場合は集合時間や勤務時間が決められているのが一般的です。

採点バイトを始めるまでの流れは?

求人雑誌や求人サイトから応募するのが一般的です。応募に際してweb上で書類選考をするところもあります。その後、希望する教科の試験と採用面接を受け、通過すればその後のスケジュールが組まれる段取りです。在宅勤務の場合は採用面接がないところもあるようです。

採点バイトのメリット・デメリット

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<メリット>
・在宅勤務であれば自分のよい時間にあわせて働くことができる
・今まで培った学力や知識を活かせる
・コツコツとマイペースに仕事ができる

<デメリット>
・納期が守れないと仕事を打ち切られる場合もある
・ミスができないので集中力を求められる
・出来高制の場合、慣れないうちは時給換算すると低くなる場合もある

体験談:実際に働いてみて良かったこと

採点バイトの良さはどんなところにあるのでしょうか。経験者に聞いてみました。

自分だけで作業ができるところが良い
・何と言っても、一人で集中してできることであります。向いていました。(40代/男性)
・神経は使いましたが、室内で座ったままでの作業なのでラクなバイトでした。(50代/女性)

採点だけなら簡単なところが良い
・客観式であれば、マークシートと同じように、マルかバツかがはっきりしているので、採点しやすい。(40代/男性)

空いた時間で仕事ができるところが良い
・本業とは別に空いた時間などを利用して行うことができましたので、副業にはぴったりでした。(40代/男性)
・自宅で自分のペースで仕事をすることができて、苦にならなかったこと。(60代/女性)

経験談では集中を求められる仕事ではあるものの、1人でコツコツと積み重ねていくのが好きな方には向いている旨の回答が多く見られました。また、自由な時間に働けることをメリットと感じている方も多いようです。

体験談:実際に働いてみて大変だったことは?

採点バイトは楽しそうだと思って挑戦してみたものの、意外と大変だったという方の声も聞いてみました。

記述式の採点は大変
・採点が記述式だった場合には、どれくらいの基準点を与えるか迷いました。(40代/男性)
・記述式の回答では正しいか、そうでないかが判断しにくい場合がある。(50代/女性)

丁寧に採点するのが大変
・字を間違えないように、答案を汚してしまわないようにと気を使いながらの作業が慣れないうちは大変でした。(30代/女性)

ノルマが大変
・短時間で大量の採点をしなくてはならず、とても目が疲れました(30代/女性)
・山のようなテスト用紙に途方にくれ、作業を進めていくと右手がしびれました。(40代/女性)

採点で難しいのは、記述式の問題における正誤の線引きだったという声が多くみられます。完全な正解ではないにしろ、自分のさじ加減でどこまで点を与えればよいのかわからず、とても気を使う様子がうかがえます。

応募前の気になる疑問Q&A

採点バイトとは?仕事内容、メリット・デメリット、体験談を紹介
応募前のよくある質問や気になる点をQ&A形式でまとめました。

Q:必要な資格や有利な資格はある?
A:採点バイトに必要な資格は特にありません。ただ事前に採用試験がある場合がほとんどなので、自分が担当したい教科の最低限の知識は必要になるでしょう。

Q:向いているのはどんな人?

A:細かい部分まで確認する作業が苦にならない人。単純な作業であってもマイペースでコツコツと取り組める人が向いているでしょう。在宅の場合は、自分で時間管理する必要があるのでルーズな人には難しく感じるかもしれません。得意な科目があり勉強が好きな人も向いているでしょう。

Q:どんなスキルが身につく?
A:採点バイトはマニュアルに沿って採点していくので、事前に与えられた採点基準を正しく理解する理解力が身に付くでしょう。正確さが求められるので注意力や集中力も身に付きます。在宅の場合は、時間管理スキルも身に付くでしょう。

まとめ

在宅で自分のペースで出来る採点バイトは忙しい学生や主婦にも人気のバイトです。正確さを求められるので大変な面もありますが、慣れてしまうとラクだと感じる人もいるようです。学力の腕試しもかねてぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年07月28日~2017年08月08日
■有効回答数:100サンプル
■協力会社ウィルゲート

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