コールセンターの面接で使える!志望動機のポイント

コールセンター 面接 選考 バイト 志望動機 バイト フロムエーコールセンターは、数あるアルバイトの中でも比較的時給が高めでシフトに融通がきくアルバイトのひとつです。コールセンターは一度に募集する人数が多い傾向があり、人気のアルバイトのひとつで応募者も多いといえるので、きちんと対策する必要があります。

そして、応募の対策の中でもどうすればいいのか気になるのが面接の志望動機でしょう。そこで、今回はコールセンターの面接で使える志望動機のポイントを紹介します。

 
【目次】
1.コールセンターの仕事内容は?
・<仕事内容1>コールセンターの受信業務とは
・<仕事内容2>コールセンターの発信業務とは
2.コールセンターのバイトに向いている人は
3.採用担当者が欲しいと思われる人の特徴
・<特徴1>ハキハキした受け答えが出来る人
・<特徴2>素直な人
4.アピールすると良い志望動機のポイント
5.避けた方が良い志望動機とは
6.志望動機の例と答え方
・<例1>やりたい/興味のある仕事がしたい場合
・<例2>前職で身に付けたスキルを活かしたい場合
・<例3>コミュニケーション力を活かしたい場合
・<例4>スキルアップしたい場合
・<例5>コールセンター業務未経験の場合
・<例6>コールセンター業務経験ありの場合
7.コールセンターならではの志望動機を伝えよう

 

コールセンターの仕事内容は?

コールセンター 面接 選考 バイト 志望動機 バイト フロムエー志望動機を考える前に、コールセンターの仕事とはどういうものであるのかを最低限知っておくと、より考えやすくなります。

コールセンターの業務は主に受信業務と発信業務に分かれていて、それぞれの業務の違いや特徴は下記です。

コールセンターの受信業務とは

受信業務とは、企業のお客様センターやサポートセンターにかかってくる商品やサービスに関する問い合わせの電話に対応する仕事です。
勤務する企業が提供している商品やサービスを事前に研修などで学び、自分が担当するお問い合わせに対応します。

コールセンターの発信業務とは

発信業務とは、企業の商品やサービスを利用しているお客様に対して連絡をし、新サービスや他のサービスを提案する仕事です。
一般的にテレアポと呼ばれる仕事はこの発信業務のことをいいます。

 

コールセンターのバイトに向いている人は

コールセンター 面接 選考 バイト 志望動機 バイト フロムエー基本的には、人とコミュニケーションをとることが好きな人になります。

受信業務では、お客様の意図を汲み取り適切な対応が求められるので、自分が話すだけでなく、相手の話をきちんと聞けることが大切です。

発信業務ではこちらから発信することが多いので、ただ話が好きなだけでなく、順序立てて話をしつつ丁寧な対応が求められるので、それをすることができる人に向いています。

 

採用担当者が欲しいと思われる人の特徴

コールセンター 面接 選考 バイト 志望動機 バイト フロムエー仕事内容が分かったところで、どんな人が採用担当者に「欲しい」と思われる傾向があるのをご紹介します。

ハキハキした受け答えが出来る人

自分がお客様の立場だとすると、コールセンターに電話した時に、暗い対応やもごもごとした不明瞭な話し方をされると辛いですよね。
コールセンターではしっかりお客様の言葉を聞き取り、テンポの良い反応の良さが求められます。お客様との顔の見えないやりとりになるので、好印象につながるように、明るく、ハキハキとした受け答えが出来ることが大切です。

素直な人

コールセンター業務では、受信・発信問わずに、取り扱う製品などの知識が求められます。
研修で一定の知識は得られるようになっていますが、実際の業務をしていく中でスーパーバイザーなどからアドバイスを得たり、お客様対応を通して学ぶこともあるので、素直に話を聞き入れる姿勢が求められます。

 

アピールすると良い志望動機のポイント

コールセンター 面接 選考 バイト 志望動機 バイト フロムエー受信業務と発信業務の2つの仕事に共通して必要なスキルは「言葉遣いが丁寧なこと」「コミュニケーション能力が高いこと」です。電話対応は企業とお客様が直接会話をする場所になります。

ここで、適切な言葉遣いができない、あるいは丁寧な対応ができないとお客様の企業に対する印象は悪くなります。つまり、コールセンターは「企業の顔」ともいえる重要な仕事です。したがって、志望動機で「言葉遣いが丁寧なこと」や「コミュニケーション能力が高いこと」を述べると説得力が増します。

また、企業の商品やサービスを利用したことがある場合は、そのときの感想もきちんと伝えておきましょう。「自分がお客様の立場として利用していた経験から、御社の商品は◯◯な点が非常に良いと感じていました」と具体的に述べれば、より好感をもたれやすくなります。

もっとも、あくまで感想なので嘘をつく必要はありません。もし、サービスや商品が気に入らなかった場合、面接の場では商品改善を目的としているわけではないので、わざわざ話す必要はないでしょう。

 

避けた方が良い志望動機とは

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「人見知りだけれども、対面ではない仕事なので出来ると思った」

確かに、コールセンターの仕事では、お客様に直接会うことはありません。
しかし、表情が見えない分、対応力やトークスキルが必要になってくるので、「面と向かうのはあまり得意ではないですが、実は話を聞いたり話すのは得意」などと、前向きに転換する言葉に変えましょう。

また、「電話は得意ではないけれども、待遇に惹かれて」という理由も避けた方が無難です。
コールセンターは他のアルバイトに比べて時給が高く、比較的待遇が良いところも多いですが、それだけに惹かれてやる気がないと思われてしまうと本末転倒です。

 

志望動機の例と答え方

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やりたい・興味のある仕事がしたい場合

「以前お電話した際、丁寧な対応に好感を持ち、私もやってみたいと思い応募しました。」

これは、実際に自分が応募した企業のサポートセンターに連絡した際に思った感想をそのまま志望動機にしたものです。「電話ひとつで相手に好印象を持ってもらえる仕事はやりがいがあると考えました」なども好印象です。

もし、応募する企業のサポートセンターを利用したことがない場合でも、応募する前に一度電話してみるのもいいでしょう。「商品に関して聞きたいことがあるのですが」と電話すれば、どんな対応をするのかが分かります。

そして、実際に自分が働いたときには、同じような仕事をするのだと思うとイメージも膨らみやすくなります。

前職で身に付けたスキルを活かしたい場合

「街頭アンケートのアルバイトでは断られることも多かったのですが、気持ちの切り替えが上手くなったと思います。この経験はコールセンターの仕事でも活かせると思い応募しました。」

発信業務であれば、断られることも日常的です。企業によっては電話帳の一覧から電話をかけていくところもあります。見ず知らずの相手に対していきなり電話をするので、断られてもいちいち落ち込まない精神力が必要です。

1日に100件や200件の電話をかけてまともに話を聞いてくれるのは2~3人ということもあるかもしれません。

多くの人は断られることに耐性がないことがほとんどですので、精神的に辛くなるときもあるかもしれませんが、気持ちを切り替えて次の業務にうつることができるという点をアピールできれば、説得力のある志望動機になるでしょう。

コミュニケーション力を活かしたい場合

「人と話すことが好きで、説明が上手だと言われます。自分の長所を活かして仕事をしたいと思い応募しました。」

コールセンターの仕事では、相手と言葉でしかやり取りをすることができません。対面であればジェスチャーや絵を書いたりすることもできますが、電話ではできません。

そこで、必要なのが「難しいことを分かりやすく説明するスキル」です。扱っている商品やサービスに関して十分な知識をもち、どんな問い合わせにも正確に、かつ分かりやすく説明する必要があります。

「説明するのが得意」という人は、ぜひアピールしておきましょう。

スキルアップしたい場合

「ただ話すだけではなく、より会話力を磨きたくて応募しました」

いくら話すのが好きだからと言って、普段友達と話すような言い方は、仕事としては不適切です。コールセンターでは相手の顔が見えない分、対話力や言葉での表現力、相手の言葉をさえぎらない間の取り方などが重要になっていきます。

元々話すことが好きという理由に加えて、前向きに会話力を鍛えて学んでいきたいということを添えると、より好印象につながります。

コールセンター業務未経験の場合

「コールセンターのお仕事は経験がありませんが、他の業種で培った接客経験を活かせると思い応募しました」

コールセンター業務が未経験でも、レストランやカフェなどの接客経験があると、一定のマナーやコミュニケーションスキルがあるとみなされて良いアピールポイントになります。

もし、接客の経験がなくとも人と話すことが好きなど、明るい性格を積極性に出しておくと、「しっかりお客様対応ができそうな人」と印象づけることができます。

また、採用担当者は「研修についてこられるか」「実際の仕事をこなせそうか」も志望動機で判断しています。知的好奇心や知識欲を持って積極的に携われるということをアピールすることが必要です。

特に、過去自分が働いていた業種と同じ業種に応募する場合は「以前の職場での知識や経験が活かせる」という点を志望動機で強調しておきましょう。

採用担当者からしても「同じような業種を経験しているのであれば、仕事内容をある程度理解できるだろう」と考えます。これは非常に大きなアドバンテージなので積極的にアピールしましょう。

コールセンター業務経験ありの場合

「前にコールセンターでのお仕事の経験があり、もっとレベルアップをしたくて応募をしました。」

もし、あなたに過去コールセンターでの経験があるならしっかりとアピールしておきましょう。アピールする際は「受信業務か発信業務か」「どんな業種か」「どういった仕事内容か」を伝えます。

コールセンターは受信業務と発信業務で仕事内容がかなり変わります。受信業務はお客様の問い合わせに的確に分かりやすく答える力、発信業務は一般的に営業の色合いが強くなるので、提案力や積極性が問われるでしょう。

過去に受信業務をしており発信業務に応募する場合は「なぜ発信業務に応募するのか」「発信業務で活かせることは何か」を伝えておきましょう。

また、業種によっても仕事内容はかなり変わります。携帯電話やIT企業のお問い合わせであれば覚える知識量も多い傾向にあります。実際に現場に入る前に研修を受けますが、研修で大変な思いをすることもあるようです。

 

コールセンターならではの志望動機を伝えよう

説得力のある志望動機を伝えるには、コールセンターの仕事内容をきちんと理解しておく必要があります。その上で、自分が今まで経験してきたことや得意なこと、持っているスキルをどう活かせるのかを説明しましょう。

他の業種にも言えるような一般的な志望動機では、十分にアピールできません。コールセンターという仕事をきちんと理解した上で「あなたならでは」の志望動機を考えてみましょう。

 

 
▼バイトの志望動機・自己PRについてはコチラを参考に
バイト履歴書に書く「志望動機・自己PR」の例文
 

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