【高校生・大学生向け】これが正解!バイト応募電話のかけ方&トーク例

【高校生向け】これが正解!バイト応募電話のかけ方

高校生・大学生が初めて電話でバイトの応募をする場合に、何をどんな風に話せば良いのか迷いますよね。敬語やマナーがわからずに悪い印象になってしまった…なんていうことにならないように、事前準備をしっかりとし、使ってはいけない言葉などを確認しておきましょう。

【目次】

1.応募先へ電話をする前に!これだけは準備しておこう

①メモを用意しておく

問い合わせやバイトの応募をするために電話をするわけですから、聞きだした情報を書き留められるように、メモを用意しておきましょう。電話でバイトの応募をすると、その場で面接の日取りを取り決めることになりますが、メモがあればしっかりと記録することができます。

②求人を見つけた情報源や担当者名

担当者の名前がわかっていると電話をかけたときにスムーズです。求人広告に記載がある場合はその担当者の名前を、記載がない場合は「アルバイト採用のご担当の方はいらっしゃいますか?」と聞いてみましょう。また、「何を見て応募してきましたか?」と聞かれることもあるので、Webサイト名や求人誌の名前もメモしておきましょう。

③質問事項をまとめてメモに書いておく

仕事内容やシフトのことなど、求人広告に書いていないけど気になることがある場合は、質問事項をメモしておきましょう。

 

2.いざ電話!話をする時間帯に気をつけよう

求人広告には電話対応の受付時間が記載されているものなので、受付時間の中で電話をかけることをまずは心がけます。もし受付時間の記載がない場合は、昼時や夜の営業時間などはさけ、10時〜11時や、14時〜17時頃にかけると良いでしょう。

①コンビニに電話をかけたいときは…

朝食、昼食、夕食の時間帯は忙しいので、日中にしましょう。深夜もNG。

◯この時間がおすすめ:9~12時、14~19時
☓この時間は避けよう:0~9時、12~14時、19~24時

②飲食系に電話をかけたいときは…

コンビニ同様、お食事時の朝/昼/夕の時間帯は混んでいるので、お昼すぎから夕方前にしましょう。

◯この時間がおすすめ:14~18時
☓この時間は避けよう:0~9時、11~14時、18~24時

③スーパーに電話をかけたいときは…

午前中や夕方の食事の買い出し時間帯は避けましょう。

◯この時間がおすすめ:13~16時
☓この時間は避けよう:0~13時、16~24時

その他、カラオケ/居酒屋/アパレル/オフィス系などに電話をかけたいときは…
>何時が良い?バイトの応募電話をかける「時間帯」はコチラ

 

3.話をするときに気をつけたいポイント

バイトの応募というと、「きちんとした敬語を話さないといけない!」と緊張してしまうかもしれませんが、そこまで難しい言葉を意識する必要はありません。それよりも、声のトーンや聞き取りやすさのほうが重要です。以下ポイントに注意して話すようにしてみましょう。

①明るくハキハキと受け答えをする

必ずしも綺麗な言葉使いである必要はなく、丁寧に伝えようとしているということが相手に伝わればOKです。担当の人に良い印象をもってもらえるには、明るくハキハキ話すのがいちばん。その上で、「です」「ます」など、丁寧な言葉づかいを気をつけましょう。

②自分が聞きたいことや言うべきことについては、電話をかける前に確認しておく

自分の名前や求人に応募した理由などは、緊張しているとつい伝えることを忘れてしまいがちです。電話をかける際は、内容をしっかりと整理してから話すようにしましょう。

③面接の日取りなど、大事なことの確認も忘れないように

緊張していると、肝心のことを聞き忘れたり、聞き間違えたりしてしまうことも。相手が言ったことを、こちらで復唱するなど、あとで間違いがないようにしておきましょう。

 

4.緊張をやわらげるためには…

事前に準備をしておいてもやっぱり緊張する!ということもありますよね。そういう場合は、こんな心がけをしてみてください。

①緊張はするもの!と言い聞かせる

緊張しないようにと思えば思うほど逆効果になることも。そんなときは、「緊張はしてしまうもの」という気持ちで肩の力を抜いてみましょう。

②腹式呼吸をしてみる

腹式呼吸でリラックス効果を狙うのもおすすめです。まず、鼻からゆっくりと大きく息を吸い込みます。そのまま10秒ほど息を止めたら、今度は口からゆっくりと息を吐き出しましょう。このとき、鼻から吸い込むときよりも時間をかけて吐き出すのがポイント。何度か繰り返すことで気持ちが落ち着き、高いリラックス効果を得られるようになります。

 

5.あとで慌てないために!電話で確認しておきたいこと

電話がつながったら、いくつか確認しておくといいことがあります。

<聞いておきたいこと>
・募集しているか
・面接の日程、面接場所、当日の持ち物
・履歴書はどうするのか(事前に送る/面接当日に持参 など)
・働く時間
・時給や昇給
・1週間の勤務日数
・勤務場所 etc・

応募のタイミングですでに求人募集が終了している場合もありますので、まずは「募集しているかどうか」を確認しましょう。続けて面接の日程や場所、当日の持ち物などを確認します。働く時間や勤務地など、気になる場合は事前に聞いておくと面接の際もスムーズでしょう。

ただ、担当者が忙しい場合もありますので、あまりしつこくなりすぎないように注意しましょう。

>バイト応募電話をかける時の確認事項まとめ

 

6.電話の流れとトーク例(OK編)

高校生がバイトの電話応募をするときの簡単なトーク例をご紹介します。

(自分)
「フロムエー(求人媒体)の求人を見てお電話しました、◯◯(名前)と申します。採用担当の◯◯(担当者名)さまはいらっしゃいますでしょうか?」

(応募先)
「確認しますので、少々お待ち下さい。」(担当に変わり、)「お待たせしました。担当の◯◯です」

(自分)
「お忙しいところすみません。フロムエーの求人を見たのですが、ホールスタッフの募集は、まだされてますでしょうか?」

(応募先)
「はい、していますよ。それでは、早速面接に来ていただきたいのですが、◯月◯日の14時はいかがでしょう?」

(自分)
「すみません、あいにくその時間は部活がありますので、17時以降(自分の都合の良い日時)はいかがでしょうか?」

(応募先)
「大丈夫ですよ。では、履歴書に写真を貼ってお持ちください。」

(自分)
「◯月◯日17時ですね。ありがとうございます。あと、いくつか質問があるのですがよろしいでしょうか?」

(応募先)
「どうぞ。」

(自分)
「私は高校生で、アルバイト未経験なのですが、大丈夫でしょうか?(あらかじめ用意していた質問をする)」

(応募先)
「(質問に対する答え)。ほかにはありますか?」

(自分)
「大丈夫です。お忙しい中、ありがとうございました。それでは、◯月◯日の17時にお伺いいたします(復唱しておく)。どうぞよろしくお願いいたします。」

 

7.電話の流れとトーク例(NG編)

続いて、NGな例を紹介します。以下のような話し方にならないように注意しましょう。

・もごもごしている、はっきりしないなど、聞き取りづらい口調
・タメ口や、「OKっす」「お宅の会社」など間違った敬語や、汚い言葉
・「あのぉ〜」「なのでぇ〜」など、語尾を伸ばした喋り方

普段から何気なく使っている言葉の中には、実際に目上の人に使うと失礼に当たってしまう言葉も。たとえば、「了解です」という言い方は、目上の人に使うにはふさわしくない言葉になります。相手の言葉に賛同する際は、「わかりました」という言葉を使うように気を付けましょう。

><初めて>バイト応募の「電話トーク」マニュアルはコチラ

 

8.こんなときは?困ったときの対処法

これだけ準備して電話をしても、想定外の展開になることもあるもの。そんなときは慌てずに対処することが大切です。

①担当者が不在だったら?

担当者がいつ戻ってこられるか教えてもらい、電話をかけ直しましょう。

(自分)「わかりました。それでは何時頃かけ直したらよろしいでしょうか?」

(応募先)「明日の午後◯時頃にお願いできますか」

(自分)「承知いたしました。(時間帯などを復唱)明日の午後〇時に改めてご連絡します。ありがとうございました。失礼いたします」

と言って電話を切りましょう。対応してくれた方へのお礼を忘れずに。

②留守電だったら?

(自分)「◯◯に掲載されていた求人情報を見てお電話しました△△と申します。また改めてお電話させていただきます。」

と登録して電話を切り、時間を置いてから改めてかけ直します。長くなると途中で録音が終了してしまうので簡潔に済ませるようにしましょう。

③かけ直すように言われたら?

(自分)「お忙しいところ申し訳ございません。何時頃がご都合よろしいでしょうか。」

(応募先)「◯時にお願いできますか。」

(自分)「かしこまりました。◯時に改めてお電話させていただきます。よろしくお願いいたします。」

と電話を切り、再度かけ直しましょう。

④折り返すと言われたら?

このあとの予定がなく、いつでも出られる状態であればよいのですが、もしも予定がある場合は確実に出られる時間帯を伝えましょう。

(自分)「かしこまりました。それでは、◯◯時〜◯◯時頃にお電話いただけるとありがたいです」

⑤応募先から折り返しの着信に出られなかったら?

応募先から電話や留守電が入っていた場合はすぐに折り返しましょう。ただし、遅い時間に気づいた場合は、翌日に改めるなど注意が必要です。

(自分)「○時頃に、アルバイトの件でお電話をいただいた△△と申します。担当の☓☓様はいらっしゃいますでしょうか」

(自分)「電車に乗っており、お電話に出られませんでした」「外出中だったため、お電話に出られませんでした」

など、理由を説明し、お詫びを忘れずに伝えましょう。

⑥折り返しの電話がかかってこなかったら?

担当者が多忙でなかなか対応できない場合もあるので、3時間程度は待ってみましょう。それでももしかかってこない場合は、再度連絡してみましょう。

⑦折り返すと言われたが1日以上空いたため確認したい場合は?

担当者に伝わっていない可能性があるので、再度電話をかけてみましょう。

(自分)「昨日お電話いただけると伺っておりましたが、お電話がなかったようです。私がお電話に気づいていなかったのかもしれないと思い、連絡させていただきました。採用のご担当者の方はいらっしゃいますでしょうか?」

などと伝えます。担当者がいる場合はつないでもらい、不在の場合は次のように伝えましょう。

(自分)「念の為こちらの電話番号をお伝えしますので、ご担当者様にお伝えいただけますでしょうか?」

⑧応募する前に問い合わせをしたいときは?

応募するにあたり、不明点の確認や質問したいことも。そんな場合は担当者につないでもらい、聞いてみるといいでしょう。

(自分)「お忙しいところすみません。求人情報を拝見しまして、応募するにあたりいくつか質問させていただいてもよろしいでしょうか。」

⑨電話したときにはすでに募集が締め切られていたら?

タイミング悪く、すでにバイト募集が締め切られている可能性もあります。その場合は不機嫌になったり無言で電話を切ることはNGです。ひとこと添えて切りましょう。

(自分)「承知しました。残念ですが、またの機会がございましたら、ぜひよろしくお願いいたします。どうもありがとうございました。」

⑩途中で電話が切れてしまったら?

すぐにかけ直し、電話が切れてしまったことを謝ってから話を続けるようにしましょう。

(自分)「電波が悪く、途中で切れてしまい申し訳ございません」

⑪指定された面接日時に行けない場合は?

指定された日時に行けないこともあります。そんなときは日時を変更してもらいましょう。無理して行って遅刻するほうが相手に迷惑をかけてしまいます。

(自分)「あいにくその日(時間)は都合がつかないため、申し訳ないのですが、○日(NGな日時)以外でご都合のよいお時間はございますでしょうか」

⑫「○時にかけ直して欲しい」と指定された時間に電話できないので調整したい場合は?

指定された時間に電話できない場合も。そんなときは正直に伝えます。その際、都合のよい時間帯を提案するのもよいでしょう。

(自分)「大変申し訳ございません。◯時ですと別件が入っているため、かけ直すことができません。もしご迷惑でなければ、◯時ではいかがですか」

 

まとめ

油断しがちですが、応募の電話から、既に選考は始まっています。言葉使いやマナーがしっかりしていないと、担当者から注意されてしまうこともあるので、事前にしっかりと確認したうえで電話をかけるようにしましょう。
 
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