この時期は、卒業旅行に行く大学4年生も多いのでは。行きたい場所に行くのもいいですが、春から社会人として働くからこそ仕事で役立つところに出かけてもみるのもおすすめです。また、これから就活生にとっては、面接でのアピールポイントにもつながるかも。そこで、就職してから役立つ旅行先を社会人の先輩に聞いてみました。
不動産・建築関連の仕事なら北欧のオフィス空間をチェック!
まずは現在アイルランドに在住している建築家のタナカユウキさんに、不動産や建築関連の仕事におすすめの旅行先を海外在住ならではの目線で教えてもらいました。
オフィス見学といっても、いきなりアポを取るのは難しいもの。学校の先生や知り合いなどの人脈を使って探してみるのが一番かも。話題の建築物は常にアンテナを張ってチェックしておくとよさそうですね。
ITならシンガポールで社員訪問!
現在ベンチャー企業で営業開発を担当しているIさんは実際に就職を考えて卒業旅行に行ったといいます。
Iさんは実際にアポを取って同じ業界の社員さんと会った経験が役に立ったそう。日本でOB訪問を行う学生は多いですが、実際に海外で働いている人の話を聞けるのは貴重ですよね。
そのほかの業界でも、社会人の先輩からさまざまな意見が出ていました。
食品業界ならヨーロッパ周遊でビール飲み比べ!
ひとつの国だけでなく周遊していろいろなビールを飲み比べるのがポイント。ただ行ってみただけで終わらないように、きちんとメモや写真を残したりすると後で役に立つかも。
飲食業ならばいろいろな食文化が味わえるアメリカへ!
就職先の業界で最先端の国に行く以外にも、さまざまな選択肢があるようですね。
まとめ
学生と比べると、社会人は長期休みをなかなか取りにくいことも。できるだけ今のうちに、海外に行っておくのがおすすめです。残りの学生生活、思いっきりダラダラ過ごすもよし、存分に遊ぶのもよし。ただ、卒業旅行先も就職を考えて選べば周りの同期よりも一歩リードできちゃうかもしれませんよ。今からでも間に合うので、ぜひチェックしてみてくださいね。
文:増田れいこ