試験監督バイトって本当に楽なの?仕事内容・給与・体験談・応募前のギモンなどを紹介

試験監督バイトとは?仕事内容、メリット・デメリット、体験談あり
試験監督のバイトは、短時間ながら時給が比較的高く、大学生にも人気の高いバイトです。試験中の不正をチェックする役割というイメージが強い仕事ですが、会場設営や試験前後の運営にも気を使うバイトです。具体的な仕事内容やメリット・デメリットなど、経験者の体験談を交えながら、試験監督のバイトがどのような風景で行われるのか紹介します。

【目次】
1.試験監督バイトとは?
2.実際の仕事内容は?
3.給料はどのくらい?
4.勤務時間はどのくらいになる?
5.試験監督バイトの一日の流れ
6.試験監督バイトのメリット・デメリット
7.体験談:実際に働いてみて良かったことは?
8.体験談:実際に働いてみて大変だったことは?
9.応募前の気になる疑問Q&A
10.まとめ

試験監督バイトとは?

試験監督バイトとは?仕事内容、メリット・デメリット、体験談あり
試験監督のバイトは、資格試験や塾の模擬試験の運営を補佐する役割を果たします。試験中の不正監視だけでなく会場の設営など裏方作業も多く、受験者が無事に試験を受け終えるまで気が抜けない仕事です。採用され実際に仕事をするには、試験監督を募集する会社による説明会の出席を求められることが多いです。

実際の仕事内容は?

試験監督のバイトは、メインの試験監督の補佐役を務めるのが一般的です。当日の仕事は、机の配置や注意事項を黒板に書くなどの会場設営にはじまり、受験者の誘導や試験に関するスケジュールの説明、試験問題の用紙配布、回答回収、部数確認など、仕事のひとつひとつに慎重な作業が求められます。

給料はどのくらい?

試験監督のバイトは日給制のところもありますが、時給制を採用しているところが多く、相場は時給1,000円〜1,200円程度となっています。日勤での作業としては比較的高単価の部類に入るので、大学生を中心に人気があります。

勤務時間はどのくらいになる?

試験監督バイトとは?仕事内容、メリット・デメリット、体験談あり
試験監督の労働時間は試験の内容によって異なりますが、半日で終わるものもあれば1日、または複数日にわたって働く場合もあります。1日働く場合は昼食時を除いて朝7時〜8時から午後5時〜6時までかかるので、日給換算で1万円近く稼ぐことができるでしょう。

試験監督バイトの一日の流れ

試験監督のバイトは、どの試験でも基本的に仕事内容は変わりません。

<試験前日>
試験前日には、当日への注意事項などをあらかじめ配られている指示事項に目を通しておくほかにも、最低限、当日の会場も確認しておく必要があります。
<当日>
・試験開始前
当日は試験時刻よりも早く集合する必要があり、メインの試験官から注意事項のおさらいや看板設置などの会場設営をこなします。

・試験開始直前
試験の開始時刻が近づいたら、受験者を試験会場内へと誘導して、受験票の確認や試験問題用紙を配布。試験中は受験者に目を配りながら、物を落とした受験者に対応したり、トイレに行きたい受験者を誘導したりします。

・試験終了時
試験終了時には回答用紙を速やかに回収、集計を終えたら受験者の退出を誘導し、会場の片付けを行います。

試験監督バイトのメリット・デメリット

試験監督バイトとは?仕事内容、メリット・デメリット、体験談あり
試験監督のバイトをするうえでのメリットは、本作業である試験の監視は慣れてしまえば楽に感じることであり、時給も他の日勤バイトと比べると比較的高めであることでしょう。一方デメリットは、希望者が多く競争率が高いという点です。また試験中は何もないに越したことないものの、その場合は暇に感じてしまうことがあるかもしれません。

体験談:実際に働いてみて良かったことは?

・基本的に事件が起きることはそんなになく、平穏無事に時間が過ぎるので、楽な仕事で良かったと思います。(30代・女性)
・作業は大体同じなので、試験監督バイトに慣れれば楽かも知れません。(40代・男性)
・労働時間と比較すれば、給与の額は高いと思う。力仕事ではないので、誰でもできるのは良いところ。(40代・男性)
・会場設営・撤収の際に看板や机の移動などがあるが、それを除けばほとんど肉体労働がないから楽なこと。(30代・女性)
・常にエアコンが効いた状態なので暑くも寒くもありません。それはとても楽な環境だったと思います。(40代・女性)

経験者に聞いた試験監督のバイトをして良かった点は、「平穏に過ぎることが多く、仕事として楽だった」と答えた声が目立ちました。最初は慣れない作業と独特の緊張感の中で仕事をして疲れるかもしれませんが、慣れてしまえばおいしい仕事だと思う人も多いようです。会場設営や撤収など荷物を運ぶ作業もありますが、肉体労働は比較的少なく会場内は快適で、かつ給料は日勤の中では高めに設定されているため、仕事としてやりやすいという声も聞かれました。

体験談:実際に働いてみて大変だったことは?

・貧乏ゆすりや歯ぎしりをする人がいると、注意するのも気まずいし、注意してもしばらくすると繰り返すし、気が小さいと大変です。(30代・女性)
・カンニングなのではないかと疑わしいような挙動不審な態度の人がいると緊張しました。(20代・女性)
・試験中とにかく立ちっぱなしがきつかった。気を張っているので余計に疲れた。(20代・女性)
・試験監督バイト経験で大変だったことは、試験開始前に受験番号と座席の番号をセットする時のチェックや、問題用紙の配布時に落丁版がないかチェックしたり、問題を紛失しないように運んだり、神経を使うのが大変だった。(60代・男性)
・遅刻してくる人に対しての処置や、監督以外の仕事も意外と多いことでしょうか。(30代・女性)

一方、試験監督のバイトを体験した人の実感として、「監督として神経を使った」という声が多く見られました。試験会場にはさまざまな人が試験に臨んでいるので、他の受験者に迷惑をかけるような癖を出す人もいますし、実際に不正行為と疑うような場面に出くわすこともあり、注意深く監視を続けるのも集中力がいる作業です。また、時には立ちっぱなしで見回りをし続けなければならないこともあり、肉体的に疲れるという声も聞かれました。試験監督以外にも、座席間違いや試験用紙に不備がないかを注意深くチェックするなど、入念な準備を求められ責任の重さを感じたようです。

応募前の気になる疑問Q&A

試験監督バイトとは?仕事内容、メリット・デメリット、体験談あり
試験監督のバイトでよくある疑問や万が一の時の対応について、Q&A形式でまとめました。

Q:必要な資格や有利な資格はあるの?
A:特に必要な資格はありません。教員免許なども必要ありません。

Q:向いているのはどんな人?
A:単発のバイトなので、普段なかなか時間がとれない忙しい人に向いています。時間を守って迅速に作業ができ、責任感をもって仕事ができる人にもおすすめです。

Q当日はどんな服装で行けばいいの?
A:基本的にスーツで行けばOK。男性はネクタイも必要な場合があります。事前に確認するのが良いでしょう。

Q不正を見つけてしまったら?
A:明らかに不正の場合は、基本的には監督責任者や本部に連絡をします。疑わしい行動をしている時は近くにより、じっと見るなどの対処をして不正を防ぎましょう。

まとめ

試験監督のバイトは、受験者にベストを尽くして試験に臨んでもらうため、いろいろなことに気を遣う仕事です。遅刻は許されず覚えることも多いのですが、一方で慣れてしまえば難なくこなせる割の良い仕事だと感じている人もいます。時給も比較的高めなので、短期間にまとめて稼ぎたいという人は、応募してみてはいかがでしょうか。

 

【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年07月28日~2017年08月08日
■有効回答数:100サンプル
■協力会社ウィルゲート

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