「警備員・監視員バイト」の仕事内容と満足度

「警備員・監視員バイト」の仕事内容と満足度

オフィスビルや商業施設、工事現場、イベント会場などで、防犯・安全のために働く警備員・監視員バイト。みんなはどこに満足しているの?時間、時給、仕事内容について詳しく聞いてみました。

警備員・監視員バイトの仕事

さまざまな場所で防犯・安全を担う警備員、監視員の仕事内容は、大きく以下に分かれます。

施設警備

ショッピングセンターやテーマパーク、駐車場などの人が集まる場所や、オフィスビルなどで、関係者の出入り管理、巡回などの警備業務を行います。

交通警備

工事現場や駐車場などで、通行人や車両の誘導などを行います。

イベント警備

コンサートやライブ、花火大会などさまざまなイベント会場で、事故防止や防犯のために観客や通行人の誘導などを行います。

輸送警備

現金輸送車や貴金属を運ぶ車などの警備、警護を行います。

監視員

プールや試験会場などで、安全や試験がスムーズに進むよう監視する仕事です。プールの監視員は、プールサイドに設置された高い椅子から、遊泳に問題がないかプール全体を監視します。試験会場の監視員は、試験用紙の配布や回収、身回りなどを行います。

どの仕事も、特に資格などは必要とされません。警備員の仕事は、事前に研修が法律で義務付けられていて、警備・防犯に関する知識、技術などを教えてもらえます。どちらの仕事も未経験でも安心してチャレンジ可能です。

ただし警備員も監視員も、人命やトラブルに関わる責任ある仕事であることを忘れずにいたいもの。仕事を続けるうちに、緊急時でも冷静に対応できる判断力や、迅速な行動などが身につくでしょう。

労働時間と時給

給与は三大首都圏(首都圏、東海、関西)平均979円(※1)と、比較的高めな設定で、日払いの場合も多いようです。

例えばスーパーやショッピングセンターなら日勤、道路工事などは夜勤、イベントなら短期など、勤務時間、期間はさまざまで、時間に融通がきくところが多いので、授業やサークルの予定に合わせて仕事をすることが可能です。

警備の仕事は、施設警備業務検定、交通誘導警備業務検定などの資格がありますが、応募の際はもちろん未経験も可能です。仕事を始めた後、頑張って資格を取得すれば、有資格者として給与がアップすることもあるかもしれません。
※バイトの時給は地域や時期、時間帯によっても変わります。

警備員・監視員バイトの体験談

<ココがよかった>
・特別な技術の必要がなく、楽に長時間働くことができる。
・接客等はほとんどないので、そういうのが苦手だった私にはとても楽でした。
・コンサートの警備だと少し聞くこともできる。
・あまり深いことを考えなくても、時間が過ぎる。
・比較的時間の融通が利くので、多忙な時期はシフトを減らすことができた。

<ココが大変>
・夏場や冬場などは暑さと寒さとの闘いで、体力面でとてもキツかったです。
・深夜に働くときは結構きつい。日中に勉強してから働くので、たまに眠くなる時があります。
・夏季に1日中外でいると、日陰にいたとしてもある程度の日焼けをしてしまう。 ・安全を守らなければならないので、集中しなければならない。
・作業が単純で飽きてくる。

(※1)2015年12月度アルバイト・パート募集時平均時給調査/株式会社リクルートジョブズ
データ:18歳~25歳までの学生時代にアルバイト経験者(2157人)を対象に調査(調査期間:2015年12/4~12/21)。
調査協力/株式会社クラウドワークス

文:荒川文乃
 

関連する求人情報

関連ワード