

ポスター、カタログなどの誌面で表現したい内容をビジュアル化
構図や色、デザインを組み合わせ、伝えたいメッセージをビジュアル化して表現するシゴト。ポスター、カタログ、パンフレットをはじめ、雑誌、書籍、チラシ、ハガキ、名刺など、主に紙媒体のデザインを行う。中には電飾看板や垂れ幕、Tシャツのロゴ、電車や車のボディのデザインまで手がける人もいて、その範囲は幅広い。主に広告分野で活躍するグラフィックデザイナーに対して、雑誌専門の人はエディトリアルデザイナーと呼んで区別する場合もある。しかし広告と雑誌の両方を手がけるデザイナーも少なくないため、まとめてデザイナーと呼ばれるのが一般的だ。大学や専門学校、スクールなどで美術、デザインについて学んだ人が多く、最初は大抵、制作プロダクションや広告代理店などで経験を積む。将来的にはフリーランスとして独立することもできる。
給料の相場 | |||
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時 給 | 関東 1,026円 | 東海 887円 | 関西 906円 |
日 給 | 関東 8,250円 | 東海 8,000円 | 関西 7,977円 |
月 給 | 関東 201,091円 | 東海 181,737円 | 関西 187,322円 |
リクルート調べ2009年実績(※件数サンプルが少ない金額もあります)
おシゴト未来予想図
何をどう見せるか、とまどい悩む
先輩のアシスタントとして、部分的なデザインや簡単なものから手がけていく。自分では「カッコイイ!」と思っていても、最初はどうしても自己満足なデザインになりがち。ダメ出しされることも多い。

実力を認められて有名になる
街で自分がデザインした看板やポスターなどを、よく見かけるようになる。制作した広告をグラフィックデザインのコンテストに応募したら入賞し、引く手あまたの有名デザイナーに…なんてパターンも夢じゃない。

身につけよう!必要スキル
グラフィックソフトを使えること
パソコンでデザインを行うDTPが主流なので、関連ソフトを扱えることが第1条件。広告制作の場合は画像処理ソフトのPhotoshop、画像描写ソフトのIllustrator、雑誌制作になるとその二つに加えて、DTPソフトのQuarkXPressに関する知識と技術が必要だ。資格の有無は問われないが、DTPや印刷の知識・技術を認定する「DTPエキスパート」、色に関する「色彩検定」などは、余裕があれば取得しておいてもいいだろう。
関係性を解く!業界マップ

企画から制作運営まで、Webサイトの制作全般を担う。シゴト範囲は広く、やりがい十分!
ゲームソフトの企画から完成に至るまで携わる。ヒット作を生み出せば、一躍名を馳せることも!
住居や店舗などの室内空間をデザイン。人気のショップや快適な住空間は、この人たちが作っている。
インテリアショップやショールームなどで活躍。インテリアについてアドバイスをする。
デザイナーを取り仕切り、雑誌・書籍などのデザインに統一感を持たせる人。ADともいう。
アニメーションの制作に欠かせないクリエイター。テレビや映画などのアニメは、彼らが作っている!
雑誌や書籍、広告などに挿し絵を描く。タッチや作風に個性やセンスがあれば売れっ子も夢じゃない!
コミック誌で活躍する漫画家に憧れる人は多い。そのシゴトに就くには、どんなスキルが必要なのか?
雑誌や書籍などを印刷する前に、所定の場所に文字を入れたり、レイアウトや画質の体裁を整える。
企業の広告を作る。クライアントの要望と世間の動向をくみとり、映像や紙面上に表現。
街のポスターや雑誌の広告などで、キャッチコピーを書いているのはこんな人たちだ。
出版社などに勤務して、企画立案から誌面が出来上がるまでを一手に担当するシゴト。
クライアントと広告制作の現場、印刷会社などを結び、原稿を運んだり、中身をチェックする。
新聞や雑誌に記事を書いているのはこの人たち。有名ライターになれば印税生活だ!
ビデオカメラや音響卓、編集機など専門の機器を自在に操り、業界の制作現場を陰で支える。
報道から雑誌や広告まで活躍の場はさまざまだが、センスとフットワークの軽さが求められる。
出版社などと、どんな紙でどういう体裁の本にするかを決め、印刷・製本の工程に携わる。
ファッションアイテムのデザイン画を描く。自分のブランドを立ち上げるのが夢…なんて人は注目!
タレントやモデルが着用する衣装や小物をコーディネート。中にはタレント専属のスタイリストも!
デザイナーが描いたデザイン画から型紙を制作。アパレル業界の中でも重要ポジションだ。
型紙に沿って裁断された生地を縫い合わせるシゴト。手先の器用な人は注目してみよう。