

華やかなメディアを裏で支える、縁の下の力持ち
ビデオカメラを取り扱う映像カメラマン、撮影した映像の編集を行う編集スタッフ、ラジオなどの音声を記録する録音スタッフ、ノイズやマイク感度をチェックする音響スタッフなど、メディア制作を陰で支える専門技術職。いずれも機材を扱えるだけの専門的な知識が必要になるため、専門学校などを経て就職し、アシスタント業務から徐々にスキルアップしていくケースが多い。身近なところでは、結婚式場のビデオ・音響係から、ライブハウスやイベントホールのスタッフ、さらにはテレビやラジオの制作会社、映画の制作会社まで、活躍の場は幅広いが、技術や知識と同時に絵作り、音作りのセンスも求められる難しいシゴト。映画の撮影現場など、大規模なものになると数百人のスタッフが一丸となって制作に取り組むため、コミュニケーション能力や協調性も求められる。
給料の相場 | |||
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時 給 | 関東 941円 | 東海 913円 | 関西 1,129円 |
日 給 | 関東 9,355円 | 東海 7,650円 | 関西 7,560円 |
月 給 | 関東 196,710円 | 東海 200,683円 | 関西 170,154円 |
リクルート調べ2009年実績(※件数サンプルが少ない金額もあります)
結婚式場ビデオ・音響スタッフ

結婚式のビデオ撮影や照明、音響を担当。撮影後は映像の編集・納品まで行う。小規模ながら一通りの過程に携われるため、将来メディア制作を目指すための足がかりにもなる。シゴトは結婚式の多い土日に集中する。
イベントホールの音響スタッフ

ライブハウスやイベントホール付きの専門スタッフ。普段は機材の管理がメインだが、イベントが行われる際は音響や照明スタッフを務める。マイクやスピーカーを管理する「PA」と呼ばれる機器を操作して音作りをする。
テレビ制作会社の撮影スタッフ
スタジオでの撮影からロケまで、テレビカメラをかついで奔走する。アシスタントから始め、実際に撮影できるようになるためには修業が必要。確かな技術があれば、独立しフリーとして活躍することも可能だ。
映像編集スタジオスタッフ
編集スタジオに勤務し、依頼された映像の編集を行う。不要な部分を切ったりつないだりするだけでなく、テロップを入れたり、時間を合わせたりの細かい作業。最近はパソコンで編集作業を行うケースも多くなっている。
企画から制作運営まで、Webサイトの制作全般を担う。シゴト範囲は広く、やりがい十分!
ゲームソフトの企画から完成に至るまで携わる。ヒット作を生み出せば、一躍名を馳せることも!
ポスターやカタログ、雑誌などの誌面で、自分の表現したい内容を感性豊かにアピール。
住居や店舗などの室内空間をデザイン。人気のショップや快適な住空間は、この人たちが作っている。
インテリアショップやショールームなどで活躍。インテリアについてアドバイスをする。
デザイナーを取り仕切り、雑誌・書籍などのデザインに統一感を持たせる人。ADともいう。
アニメーションの制作に欠かせないクリエイター。テレビや映画などのアニメは、彼らが作っている!
雑誌や書籍、広告などに挿し絵を描く。タッチや作風に個性やセンスがあれば売れっ子も夢じゃない!
コミック誌で活躍する漫画家に憧れる人は多い。そのシゴトに就くには、どんなスキルが必要なのか?
雑誌や書籍などを印刷する前に、所定の場所に文字を入れたり、レイアウトや画質の体裁を整える。
企業の広告を作る。クライアントの要望と世間の動向をくみとり、映像や紙面上に表現。
街のポスターや雑誌の広告などで、キャッチコピーを書いているのはこんな人たちだ。
出版社などに勤務して、企画立案から誌面が出来上がるまでを一手に担当するシゴト。
クライアントと広告制作の現場、印刷会社などを結び、原稿を運んだり、中身をチェックする。
新聞や雑誌に記事を書いているのはこの人たち。有名ライターになれば印税生活だ!
報道から雑誌や広告まで活躍の場はさまざまだが、センスとフットワークの軽さが求められる。
出版社などと、どんな紙でどういう体裁の本にするかを決め、印刷・製本の工程に携わる。
ファッションアイテムのデザイン画を描く。自分のブランドを立ち上げるのが夢…なんて人は注目!
タレントやモデルが着用する衣装や小物をコーディネート。中にはタレント専属のスタイリストも!
デザイナーが描いたデザイン画から型紙を制作。アパレル業界の中でも重要ポジションだ。
型紙に沿って裁断された生地を縫い合わせるシゴト。手先の器用な人は注目してみよう。