

アニメの元になる絵を、1枚1枚描いていく
キャラクターデザインをする人から背景を描く人まで、アニメ制作に携わる人を広くアニメーターと呼ぶこともあるが、現在のアニメ制作の現場では、シゴトが完全分業制になっていることが多く、本来のアニメーターとは作画担当者のことを指す。演出家が作成した絵コンテに基づいて、実際にアニメーションとなる絵を1枚1枚描いていくのがシゴトだ。これを仕上げ担当者がセル画にし、背景と組み合わせて1枚1枚撮影。そして1秒に24枚のセル画をつなげるとアニメーションになる。最近はCGの活用も増えているため、絵を手描きするのではなく、コンピューターで立体的に作成するアニメーターもいる。また手描きの場合、1枚いくらという金額でシゴトを請け負い、フリーで活躍する人も多い。手描きの場合はもちろん、CGの場合も絵がうまいことが最低限の条件となる。
給料の相場 | |||
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時 給 | 関東 967円 | 東海 ― | 関西 ― |
日 給 | 関東 ― | 東海 ― | 関西 ― |
月 給 | 関東 160,492円 | 東海 ― | 関西 ― |
リクルート調べ2009年実績(※件数サンプルが少ない金額もあります)
おシゴト未来予想図
見習いはその他大勢を中心に作画
主人公などの重要なキャラクターを手がけるのはベテランのシゴト。新人はその他大勢などを任されることが多い。1枚1枚少しずつ動きを変えて描くには、経験とテクニックが必要だ。

キャラクターデザインも手がける
アニメーターとして十分な経験を積めば、作画監督、さらにはキャラクターデザインなど、アニメ制作の中心となるスタッフに抜擢されることも。自分の描いたキャラが活躍するのは快感!

誕生から完成まで!おシゴトClose up

企画から制作運営まで、Webサイトの制作全般を担う。シゴト範囲は広く、やりがい十分!
ゲームソフトの企画から完成に至るまで携わる。ヒット作を生み出せば、一躍名を馳せることも!
ポスターやカタログ、雑誌などの誌面で、自分の表現したい内容を感性豊かにアピール。
住居や店舗などの室内空間をデザイン。人気のショップや快適な住空間は、この人たちが作っている。
インテリアショップやショールームなどで活躍。インテリアについてアドバイスをする。
デザイナーを取り仕切り、雑誌・書籍などのデザインに統一感を持たせる人。ADともいう。
雑誌や書籍、広告などに挿し絵を描く。タッチや作風に個性やセンスがあれば売れっ子も夢じゃない!
コミック誌で活躍する漫画家に憧れる人は多い。そのシゴトに就くには、どんなスキルが必要なのか?
雑誌や書籍などを印刷する前に、所定の場所に文字を入れたり、レイアウトや画質の体裁を整える。
企業の広告を作る。クライアントの要望と世間の動向をくみとり、映像や紙面上に表現。
街のポスターや雑誌の広告などで、キャッチコピーを書いているのはこんな人たちだ。
出版社などに勤務して、企画立案から誌面が出来上がるまでを一手に担当するシゴト。
クライアントと広告制作の現場、印刷会社などを結び、原稿を運んだり、中身をチェックする。
新聞や雑誌に記事を書いているのはこの人たち。有名ライターになれば印税生活だ!
ビデオカメラや音響卓、編集機など専門の機器を自在に操り、業界の制作現場を陰で支える。
報道から雑誌や広告まで活躍の場はさまざまだが、センスとフットワークの軽さが求められる。
出版社などと、どんな紙でどういう体裁の本にするかを決め、印刷・製本の工程に携わる。
ファッションアイテムのデザイン画を描く。自分のブランドを立ち上げるのが夢…なんて人は注目!
タレントやモデルが着用する衣装や小物をコーディネート。中にはタレント専属のスタイリストも!
デザイナーが描いたデザイン画から型紙を制作。アパレル業界の中でも重要ポジションだ。
型紙に沿って裁断された生地を縫い合わせるシゴト。手先の器用な人は注目してみよう。