

人気作品を生み出せば、億万長者も夢じゃない
漫画家は、文字通り漫画を描くのがシゴト。売れっ子になれば週刊誌などに複数の連載を抱え、締め切りに追われて昼夜を問わず机に向かう毎日となる。ハードなシゴトだが、ひとたびヒット作を生み出せば、単行本の印税にアニメ化や映画化、キャラクター商品のライセンス料など、一気に億万長者も夢ではない。ただし実際そうなれる人はほんの一握り。編集部に持ち込みをしたり、賞に応募したりと、地道な活動を続ける努力に加え、才能、運も必要となる。一方、漫画家アシスタントとは、漫画家が描いた下絵にペンを入れたり、背景を描いたり、色をつけたりして漫画家の作品作りを手伝うシゴト。プロのシゴトを間近に見られ、また出版社などとつながりを持てることから、漫画家を目指す人の登竜門として人気が高い。
給料の相場 | |||
---|---|---|---|
時 給 | 関東 933円 | 東海 800円 | 関西 ― |
日 給 | 関東 ― | 東海 ― | 関西 ― |
月 給 | 関東 162,433円 | 東海 ― | 関西 ― |
リクルート調べ2009年実績(※件数サンプルが少ない金額もあります)
おシゴト未来予想図
アシスタントの失敗は許されない
色塗りやスクリーントーンの切り貼りなど、漫画家アシスタントのシゴトは細かい手作業。しかも先生が描いた下絵をムダにするような失敗は許されないので、かなり神経を使う。

印税、ライセンス料でウハウハ
1作品でもアニメ化されるような人気コミックを生み出せば、映画やゲーム、関連商品のライセンス料などで収入はうなぎのぼり。さらに著名な漫画賞を受賞すれば、お金も地位も手に入る。

聞かせておシゴト体験談
●某有名漫画家のアシスタントをしていたときに大変だったのは、編集者への言い訳。何と言って原稿を待ってもらおうかと考えるのもシゴトのうちでした。(東京・26歳・男)
●アシスタントをしていた先生が面倒見のいい人で、複数の出版社の担当者を紹介してくれたので、ものすごく人脈が広がった。独立後、そのうちの1人に持ち込みをして雑誌デビューが決定。まだ漫画だけじゃ食べていけないけど、自分の漫画が雑誌に載ったのを見ると嬉しいです。(東京・28歳・男)
どうすればなれる?

企画から制作運営まで、Webサイトの制作全般を担う。シゴト範囲は広く、やりがい十分!
ゲームソフトの企画から完成に至るまで携わる。ヒット作を生み出せば、一躍名を馳せることも!
ポスターやカタログ、雑誌などの誌面で、自分の表現したい内容を感性豊かにアピール。
住居や店舗などの室内空間をデザイン。人気のショップや快適な住空間は、この人たちが作っている。
インテリアショップやショールームなどで活躍。インテリアについてアドバイスをする。
デザイナーを取り仕切り、雑誌・書籍などのデザインに統一感を持たせる人。ADともいう。
アニメーションの制作に欠かせないクリエイター。テレビや映画などのアニメは、彼らが作っている!
雑誌や書籍、広告などに挿し絵を描く。タッチや作風に個性やセンスがあれば売れっ子も夢じゃない!
雑誌や書籍などを印刷する前に、所定の場所に文字を入れたり、レイアウトや画質の体裁を整える。
企業の広告を作る。クライアントの要望と世間の動向をくみとり、映像や紙面上に表現。
街のポスターや雑誌の広告などで、キャッチコピーを書いているのはこんな人たちだ。
出版社などに勤務して、企画立案から誌面が出来上がるまでを一手に担当するシゴト。
クライアントと広告制作の現場、印刷会社などを結び、原稿を運んだり、中身をチェックする。
新聞や雑誌に記事を書いているのはこの人たち。有名ライターになれば印税生活だ!
ビデオカメラや音響卓、編集機など専門の機器を自在に操り、業界の制作現場を陰で支える。
報道から雑誌や広告まで活躍の場はさまざまだが、センスとフットワークの軽さが求められる。
出版社などと、どんな紙でどういう体裁の本にするかを決め、印刷・製本の工程に携わる。
ファッションアイテムのデザイン画を描く。自分のブランドを立ち上げるのが夢…なんて人は注目!
タレントやモデルが着用する衣装や小物をコーディネート。中にはタレント専属のスタイリストも!
デザイナーが描いたデザイン画から型紙を制作。アパレル業界の中でも重要ポジションだ。
型紙に沿って裁断された生地を縫い合わせるシゴト。手先の器用な人は注目してみよう。