

国際間の商取引に関わるワールドワイドなおシゴト
総合商社、専門商社、貿易代行会社、メーカーの海外事業部などで、外国貿易に関する事務を行う。輸出入の際の船積書類や注文書などの書類作成、通関書類作成や輸入通関手配などの通関業務、商品の納入管理、苦情処理などが主な業務。通常の事務処理能力に加え、税関や貿易に関する知識が必要となる。加えて外国とのビジネス取引に関わるため、専門用語の混じった外国語でコミュニケーションをとる場合が多く、高い語学力が求められる。各外国語の実用技能検定やTOEICでいい結果を出していたり、通関業務の専門家である通関士の資格を取得していると、このシゴトに就くにあたってはプラスとなるだろう。実務に関する総合的な知識や貿易英語の基礎能力を判定する、貿易実務検定という試験もある。
給料の相場 | |||
---|---|---|---|
時 給 | 関東 1,105円 | 東海 1,074円 | 関西 1,030円 |
日 給 | 関東 7,500円 | 東海 ― | 関西 ― |
月 給 | 関東 201,683円 | 東海 194,018円 | 関西 191,426円 |
リクルート調べ2009年実績(※件数サンプルが少ない金額もあります)
おシゴト未来予想図
英語は会話だけでなく専門用語も!
英語には自信があったものの、想定外の専門用語攻撃に合ってパニック!という新人さんは少なくない。関税に関する単語なんてあんまり知らないし…ネイティブから見れば素人同然?ああ、ちょっと自信喪失。

要は現場での慣れ、ね!
専門用語が飛び交うといっても、単にその知識がなかっただけ。もの覚えはいい方ですし、基本的にイングリッシュはペラペーラなワタシですから。何千と単語を覚えた留学前に比べりゃあチョロイもん。今じゃテクニカルタームもペラペーラですよ!

聞かせておシゴト体験談
●外国とのやりとりが多いので、よくカルチャーショックを受けます。終業時刻を少し過ぎて電話をしたら誰も出ない…なんてことも。しつこく鳴らしたらやっと出て「明日にしてくれ」だって。ちなみに僕はいつも残業です。(神奈川・23歳・男)
●英語は世界共通っていうけど、ネイティブ以外の英語は、正直わかりにくいことも多いです。英語に自国の言葉をまぜこぜにして話してくる人もいますからね。これこそ外国語ですよ。(兵庫・24歳・男)
身につけよう!必要スキル
何はなくとも外国語の能力
必須なのは英語を主とする外国語の能力だろう。書類の作成や電話、ファクスでの納期や条件の確認など、日本語しかわからないようではあらゆる業務に支障をきたしてしまう。TOEICなどの英語検定で、自分のレベルを客観的に示すことができれば、シゴト探しの際アピールしやすいだろう。そのほか関連する試験としては、実務能力を客観的にチェックできる貿易実務検定試験があり、経験に応じてA〜C級を選択する。
人事組織や採用活動、スタッフの給与計算、社会保険など、会社全体にかかる業務を担当する。
企業や商品のイメージアップのため、広告やPR活動の戦略、プランを練る。企業の顔的な存在。
販売店でのPR業務やパンフレット作成。グッズなどの企画も行う。SPともいう。
企業と派遣社員の間を取り持つ調整役。企業のニーズを聞き出し、それに合ったスタッフを派遣する。
電話応対から伝票整理など、オフィスワークをなんでもこなす万能プレイヤー。
企業の窓口などで来訪者の用件を聞き、その内容に応じた取り次ぎや、電話の応対を行う企業の顔。
営業所や営業部における様々な事務処理を担当。売掛金の処理や受注後の一連の事務処理などを行う。
営業担当のサポート。資料や企画書作成、電話の取次ぎなどを行う。顧客との渉外補佐も。
会社全体のお金の出入りを管理する。お金の運用は財務が、日常的なお金の出入りは経理が担当。
顧客のニーズ、あるいは自社のシゴトを円滑に進めるために、必要なモノ・ヒトを正確に手配。
企業の役員や議員など、特定の役職にある人について、その業務をサポートする。