助産師とは、妊婦が出産する際のサポートを行うスタッフのことを指します。助産師には資格がありますが、それを有効活用して働きたいと思っている人も多くいます。日本における助産師は、女性だけに認められたライセンスとなっています。

クリニックや医院、診療所などといった名称の、比較的小規模な医療機関では、その性質上、人件費を節約する必要に迫られているところが見受けられます。そのような施設では、アルバイトの需要が生まれるため、希望している人にとってはチャンスとなります。アルバイトといっても、出産という一大事に立ち会う仕事であるため、強い責任感が求められます。新しい生命の誕生する感動的な瞬間に立ち会えるのは、助産師の大きなメリットと言えます。また、新生児を取り上げて、適切な処置をする方法をマスターすれば、自身や、周囲の知人が子どもを出産したり、育てたりする際にも、大いに役立つことでしょう。ただし、医療関係である以上、辛い場面に遭遇することもあるため、それなりの心構えをしておく必要があります。また、産婦人科では、内科や外科などのように、病気、怪我で苦しんでいる人を目にする機会は少なくなります。しかしながら、陣痛や出産の苦痛に耐えている女性を目の当たりにして、冷静な判断や適切な処置を施すことは必要となります。