歯科衛生士・歯科助手アルバイトの経験者に
体験談を語ってもらいました!
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30代 女性
4年間、歯科助手のアルバイトをしました。歯型を取ったり、バキュームを使ったり、他では経験できないことを学べたと思います。また予約の管理やレセプトについても知識を得ることができました。そして私にとって最も大きかったのは定期的に患者さんと顔を合わせ、会話する喜びを知ったことでした。町の小さな歯医者だった為、患者さんとの関係が深く、近所のお年寄りの方が孫のようだと言って可愛がってくださったことは本当に嬉しかったです。そして患者さんから安心される存在であるために、常な冷静でなければならず、適切な判断力も身に付きました。
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30代 女性
私は大学生の時の4年間歯科助手のアルバイトをしていました。 このアルバイトを通して相手の立場になって考えること、笑顔で接することの大切さを学びました。 歯医者なので仕方ないのかもしれませんが、気が進まないけど仕方なく…という患者さんがいたり、泣いているお子様がいたり、大人の方でも緊張していたりということが多々ありました。そんな中こちらがぶっきらぼうな対応をしていると、余計に悪い印象を与えてしまうかもしれないと考え、どんなに忙しくても相手の立場になって笑顔で接するように心がけていました。 そんな時、お子様連れの患者さんに「すごく緊張していたんだけど笑顔で丁寧に接してくれたから泣かずに治療できたよ」と言っていただきました。今でもその言葉が忘れられず、自分にとって自信になっています。
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40代 女性
小さいクリニックで、歯科衛生士と受付を兼任していました。早い時間帯は比較的ご年配の患者さんが多く、治療が終わられた後、不安そうにしている方にはできるだけ声をかけて話し相手になるよう努めていました。夕方からは子供の患者さんが増えてきますので、治療を嫌がる子供さんを安心させるため、優しく笑顔で対応するように心掛けていました。そういった中で、相手に合わせた対応能力が身についたと思います。治療中、ドクターはマスクをしたまま指示をすることが多く、働き始めの頃はなかなか聞き取れずに苦労したこともありました。経験を積みながら、今からどんな治療をするのかが分かるようになり、コミュニケーションもスムーズになりました。
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40代 女性
私は約1年間、近所の歯科医院で歯科衛生士としてアルバイトをしていました。アルバイトを通じて身についたスキルは、相手を気遣う心、ホスピタリティーです。患者様は歯が痛くて夜も眠れない、入れ歯が合わなくて満足に食事も取れない等、具合が悪くて歯医者に来られています。普段では、いらいらしない事でも具合が悪い時は少しのことでも気に障るものです。そんな時に、まず明るい笑顔で目をみて迎えること。よく見かける光景ですが、パソコンの画面や書類を見ながら相手の顔を見ずに応対することは、患者様にとても冷たい印象を与えます。患者様から、「ありがとう」とお褒めの言葉を頂いたり、時にはお叱りを受けたりしながら、自分自身がいつのまにか成長できたようです。相手を気遣う心は、歯科医院に限らず生きていくうえでとても大事なスキルです。