ネットワーク設計とは回線の選定、機器の選定、コンフィグ作成をする仕事です。アルバイトでも関連業務につくことができ、将来ネットワーク関連の仕事を希望している人は、早い段階からこの業界に携わっておけば、自分の身を助けることになるでしょう。

ネットワーク設計の仕事には、エンジニアとしてキャリアのある人材ができる設計や提案の他に、構築、保守、と言った仕事や、監視、運用など未経験でもできる仕事があります。監視や運用といった仕事は、ネットワークエンジニアとしては初歩的な仕事で、特定の企業に常駐しネットワークの監視をする仕事です。ネットワークの構築・保守はCEと呼ばれる職種で、研修を終了し、コンフィグの作成や障害の対応、検証などの仕事をします。さらに責任が重く、知識が必要なSEの仕事は、お客様のヒアリング、プレゼンテーション、計画に基づく、マネージメントのスキルも必要になります。ネットワーク設計の仕事においては、ネットワークの知識や技術が身に付くのは当然ですが、ネットワークを設計するためには、理論的な思考が必要になります。障害を起こさないネットワークを構築するためには、知識だけではなく、どのようなトラブルにも対応できるネットワークを設計することが必要で、その思考能力が身に付きます。さらに、ネットワークの世界は広く、海外拠点を結ぶネットワークシステムの設計といった仕事をすることも出てきます。