現場で起こるすべてのできごとに目を配る、責任重大なポジション
建築現場や土木作業の現場などで、作業のスケジュール管理やスタッフの手配・指導を行う。建築現場の場合、内装の仕上げや施工の管理などを行うため、個々の作業に応じた資格が必要となることもある。現場を切り盛りするには、全体を見渡す大きな視野とリーダーシップ、トラブル時に機転をきかせる計算力などが要求される。そのときの状況、集まっているスタッフ、作業工程などを計算に入れながら、担当者が的確な作業を行えるよう指示を与えていこう。また、スタッフのチームワークを維持するのも重要なシゴトとなるため、人当たりのよさなどコミュニケーション能力も必要となる。
| 給料の相場 | |||
|---|---|---|---|
| 時 給 | 関東 1,078円 | 東海 995円 | 関西 1,051円 |
| 日 給 | 関東 9,953円 | 東海 8,916円 | 関西 9,495円 |
| 月 給 | 関東 249,675円 | 東海 226,226円 | 関西 236,978円 |
リクルート調べ2009年実績（※件数サンプルが少ない金額もあります）
おシゴト未来予想図
職人さんに詰め寄られることも…
現場監督の仕切りが下手だと、職人さんたちのモチベーションを下げ、工事の質の低下につながってしまう。つまり工事の責任はすべて現場監督の双肩にかかってくるのだ。半端な覚悟では務まらない。
誰からも頼られる現場監督に
いくつもの工事で経験を積み、監督のコツがわかってくればしめたもの。評判が上がれば、シゴトも職人さんたちも勝手についてくる。「施工管理技士」などの資格にも挑戦してみよう。
聞かせておシゴト体験談
●20代でこのシゴトを始めたのですが、最初は年配の職人さんたちに怒られてばかりでした。いまでも辛いことは多いけど、工事が終わった後に職人さんから「また一緒に働きたい」と言われると嬉しいですね。（千葉・34歳・男）
●このシゴトをして自分が変わったなと思うのは、人付き合いに抵抗がなくなったことですね。現場にしろ発注元にしろ、交渉をするにはとにかくコミュニケーションが大事。好き嫌いなんて言ってるヒマはありませんから。（山形・32歳・男）
身につけよう!必要スキル
全般的に高いスキルが求められる
まず、扱う資材や関連法令に対する広範な知識は必須。また、多数のスタッフをまとめるために、リーダーシップや人当たりのよさなど、対人コミュニケーション能力も欠かせないため、全般的に高いスキルが求められる。関連資格としては国家資格の「施工管理技士」がある。建築、電気、土木などの分野があり、それぞれ1級と2級に分かれている。かなりの勉強が必要な難関資格だ。
配送センターなどで、商品の管理や仕分けを行う。お中元などのシーズンバイトでもおなじみ。
ビルやイベント会場、工事現場などで、まさかのトラブルに備える頼もしい存在。
ビルやイベント会場など、いろんなところをお掃除。プロのお掃除テクが自然と身についちゃう！
プールや駐車場などで、異常が発生しないかどうかをチェックする。責任感の強い人は注目！
工場にある大きな機械から、ファクスやコピーといったOA機器まで、様々な機械を保守・点検する。
ビルにいる人たちが快適に過ごせように、電気や空調、給排水などの設備を保守・点検する。
工場内にあるフォークリフトやクレーンなどを運転・操作。まずは資格を取るところからスタートだ。
ホテルでベッドのシーツの交換、備品の補充を行う。ビシッとシーツをかけられるようになる！
自動車や工作機械など、様々な機械の整備や修理をする。機械いじりが好きな人に最適だ。
