

俳優・女優への道は日々の稽古から
舞台や映画、ドラマなどで演技をする人。劇団や芸能プロダクションに所属するのが一般的で、キャリアを積むうち、独立して自分で事務所や劇団を立ち上げる人もいる。スタートは劇団研究員や新人発掘のオーディションを受け、演技の勉強をするところから。発声練習やトレーニング、台本の読み合わせによる役設定の解釈など、こうしたところで学ぶことは多い。とはいえ誰でも役につくチャンスがあるわけではない。才能のほか、運、時期、人などの環境も大きく影響する。最初のうちは小さな役や「その他大勢」、徐々に認められて主役や味のある脇役に…というのがよくあるパターンだろう。もちろん中には最初から大抜擢、ということもないわけではないが、よほどの才能とチャンスに恵まれない限り、難しいのが現実。
給料の相場 | |||
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時 給 | 関東 900円 | 東海 800円 | 関西 ― |
日 給 | 関東 8,145円 | 東海 6,750円 | 関西 6,375円 |
月 給 | 関東 125,556円 | 東海 ― | 関西 125,000円 |
リクルート調べ2009年実績(※件数サンプルが少ない金額もあります)
おシゴト未来予想図
いつか役をもらったときのために
過去にやった芝居の台本などをもらって、自分なりにセリフまわしを研究したり、発声練習したり。劇団主宰者やプロデューサーに認めてもらえるよう日々の稽古を欠かさずに!

小さな役からコツコツと
役がついても、最初はエキストラや脇役だったり。それでも作品に出演できるだけでチャンス!さらなるステップアップを目指そう。主演スターまでの道のりはもうチョイかもしれない。

聞かせておシゴト体験談
●小劇団の役者ですが、これだけで食っていくことはできないのが現状。居酒屋でバイトしながら稽古の毎日です。ときおりチョイ役でテレビドラマに出ることもありますね。よっぽど思い入れがないとキツイかもよ。(千葉・男・25歳)
●女優を目指して勉強中です。今はある劇団の研究生。演劇理論の本なんかを読むとすごくためになりますね。芝居ってセリフを読んで動くだけじゃないんだな…と改めて認識しました。(東京・23歳・女)
どうすればなれる?

いわゆる楽器演奏者。才能と技術、チャンスだけを頼りに自分の音を作り出すアーティストだ。
音楽の選曲を通して人を楽しませる。センスはもちろん雰囲気を判断する能力も必要!
コンサート会場の警備、グッズの販売、アナウンスなどを通して、舞台の裏側が見えちゃいます!
新製品の発売などでのキャンペーンを盛り上げるのがこのおシゴト。みんなの注目を集めちゃおう!
雑誌や広告で活躍するモデルという職業。派手なだけじゃない!地道な努力も必要なおシゴトなのだ。
新製品の発表会やイベントが活躍の場。会場での試供品の配布もあればフラッシュを浴びるシゴトも!
映画・ドラマで不可欠な、セットや小物作りのプロ。美術や設計などの専門知識も必要。
タレントのスケジュール管理に現場同行、営業活動…憧れのスターといっしょに働ける!?
音楽のジャンルによって様々なダンスがある。インストラクターとしえ活躍する道も。
結婚式やイベントになくてはならない存在。発声練習や原稿の暗記など準備はなかなか大変。