CAMとはコンピュータ支援製造（computer aided manufacturing）を略したものです。製品の製造を行うことを目的とし、CADで作られた形状データを入力データにし、加工用のプログラム作成などの生産準備をコンピュータ上で行うシステムのことです。

CADやCAMオペレーターの経験を積むと、自動車や航空機、電気・電子製品、住宅、服飾デザインなどあらゆる分野の設計をすることができるようになります。自分で設計をした電化製品などを手掛けることができ、達成感ややりがいを得ることができます。設計士やデザイナーの要望どおり、丁寧に仕上げることも要求されるので、仕事の丁寧さが身に付きます。アルバイトや正社員、派遣スタッフとしても活躍することができるのも便利です。結婚しても、子どもができても続けることができるのは、女性にとっても嬉しいことです。学生やフリーター、主婦など未経験者でも応募できます。なおかつCADの技術や知識、設計、製図などの知識があると採用に有利です。できればCAD利用技術者試験、建築CAD検定試験などを取得しておくとより良いでしょう。さらに、デザイナーや設計士の指示に正確に、スピーディに仕事をすることを求められるため、几帳面で、丁寧な仕事をすることができる人が向いています。さまざまな分野で働くことができ、スキルがあれば仕事を見つけやすいというのもメリットです。