

研ぎ澄まされた魅惑のトークで顧客に商品をPR
電話で商品やサービスの説明をし、セールス業務を行うシゴト。電話帳や特定のリストなどを用いて、ひたすら電話をかけ続ける。電話による会話だけで相手を引き込まなくてはいけないので、適切な応対と話術、粘り強さが身につく。長時間座って話をし続けるのは、意外とスタミナを消耗するもの。加えて面識のない人に電話をかけて会話をするとなるとかなり神経を使うが、商談が成立したときの喜びはひとしおといえるだろう。電話するだけでなく、データをパソコンに入力していく作業を伴うこともあるので、パソコンの操作に慣れている人は早く業務になじめるかもしれない。また、勤務時間はシフト制を採用しているところも多い。自分の都合に合わせて働きたい人は注目してみよう。
給料の相場 | |||
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時 給 | 関東 1,286円 | 東海 1,104円 | 関西 1,146円 |
日 給 | 関東 9,786円 | 東海 12,589円 | 関西 8,750円 |
月 給 | 関東 213,579円 | 東海 184,286円 | 関西 186,282円 |
リクルート調べ2009年実績(※件数サンプルが少ない金額もあります)
おシゴト未来予想図
意外と荒かった?自分の話し方!
電話でのトークだけで商品を営業していくわけだから「話し方」が一番大事。新人研修などで、電話対応時の挨拶やマナーを教え込まれるぞ。いままでの自分の話し方をプロの目からチェックしてもらえるいい機会だと思って頑張ろう。

声と話術で商談成立〜!
ベテランになるとトークも立て板に水。ガンガン押すのではなく、商品の長所を説明しつつお客さんのニーズを聞き出しておススメしていく。ときには断られることもあるが「しょげるほど新人じゃないもん!」と、気持ちの切り替えも早い!

こっそり教える!ウラ話
●忙しいときに電話して怒られたことが。そんなときは手短に謝りますね。ただ「空いている時間」をさっと聞くのがベテランの技かな。ちょっとずうずうしい?(東京・24歳・女)
●新人時代、たどたどしく電話したら相手の人が心配してくれて受注成功!ってことがありましたね。その人、営業をやっている方だったらしくて「ほっとけないなあ、買ってやるよ」だって。「がんばりな〜」と言われたときは、嬉しくて泣きそうになりました。(千葉・25歳・女)
ためになる先輩アドバイス
●会話に切れ間を作らないことが基本!話が途絶えそうになったら質問するんですよ。そうすると大抵の方は答えてくれます。そこからニーズを聞き出して「じゃあ、こんなときにこれがあるといいと思いますよ!」と提案していきます。難しいのはこれを話しながら反射的にやること。でもこれって会話の流れのパターンをいくつか頭の中で作っておくと、比較的簡単なんですよ。ほかには、とにかくメモをとる。あとでまとめるとオリジナルの「営業虎の巻」になります。(大阪・25歳・女)