

なじみの顧客と顔をつなぎ、最適な商品を提供していく
既に取り引きのある顧客先を訪れてセールス活動を行う。「固定得意先廻り」というヤツだ。固定客を定期的に訪れて、セールスに結びつく情報提供や商品の提案などを行ったり、商品やサービスのケアを通じて良好な関係を保っていくのが主なシゴトになる。付き合いの長い顧客が相手だと、コミュニケーションはとりやすいものの、セールスの実績に結びつけるにはそれなりの努力が必要になることも。相手が何を望んでいるのかを積極的に探り、提供できる商品の最新情報について、関連知識も含めしっかりと学んだうえで、顧客にとって有益な提案を行っていこう。最近では従来のルートセールスではなく、提案型営業をするケースが増えてきており、コミュニケーション能力がますます重要視されている。
給料の相場 | |||
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時 給 | 関東 1,048円 | 東海 937円 | 関西 1,046円 |
日 給 | 関東 9,839円 | 東海 8,760円 | 関西 10,922円 |
月 給 | 関東 216,533円 | 東海 199,362円 | 関西 203,249円 |
リクルート調べ2009年実績(※件数サンプルが少ない金額もあります)
おシゴト未来予想図
まずはお得意先に覚えてもらう
ルートセールスの場合、決まったお得意先を回るのが主だから、まずは新任として顔と名前を覚えてもらおう。できれば前任者より気に入られたいもの。もちろん、お客さんのことも覚えなきゃ。件数が多いと大変だが、ここはメモでも作っておこう。

頼れる相談役を目指せ!
お得意先とのコミュニケーションは良好、個々のニーズも聞き出したら、それに合う提案もしていこう。ときには相談に乗ったりしながら「じゃあ、これはどうです?」なんて新製品を勧めたりできればもうベテランだ!

こっそり教える!ウラ話
●スーパーに生鮮食品を納品するルートセールスをしてます。先々のチラシの元原稿見せてもらうと、シゴトを進めやすいですね。醤油の特売があるなら、セットで買われそうな商品を多めに納めさせてもらうとか。相手の利益になることを提案するようにしてます。顔見知りが多くなるんで、慣れるほどシゴトはしやすいですね。それといろんなお店の情報が入るんで、帰社したらみんなでそれを共有します。その情報を元に先回りして本社に発注するんですよ。(神奈川・26歳・男)
ためになる先輩アドバイス
●資材のルートセールスなんですが、山奥に1軒得意先があるんです。月に2度行くけど、周りにお店とかなくて…。お昼を食べるところに困ってたら、社長さんがウチで食っていけ、と。そこの社員さんと一緒に食べるんですが、こういう付き合いもいいもんですねー。(埼玉・23歳・男)
●商談で回ると夏は麦茶、冬はお茶をあちこちで出されます。ありがたいことです。でも車で移動中トイレに行きたくなって、コンビニに駆け込むこともたびたび…。(千葉・22歳・男)
商品やサービスを売り込むザ・ビジネスパーソン。企業などを訪問し、商談成立を目指すシゴトだ。
朝刊・夕刊の配達、集金、新規購読者の勧誘などを行う。朝早いのも慣れれば平気に!?
商品やサービスをPRするため、駅前や繁華街、民家を回ってチラシやパンフレットを配るシゴト。
売れる商品や効果的なPRを考え出し、提案していく。アイディアを形にする能力が必要だ。
電話を通じて商品やサービスの説明を行うセールス業務。話術と粘り強さが要求される。