看護助手アルバイトの経験者に
体験談を語ってもらいました!
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10代 男性
看護助手は、看護師さんの補助的なお仕事です。医療行為は看護師さんがするお仕事なので、それ以外の患者さんの身の回りのお世話をします。仕事内容は入浴介助、清拭、トイレ介助、シーツ交換、おむつ替え、掃除等たくさんあります。掃除は病院によって専門の業者を雇っているところもあります。看護助手は看護師さんやドクターよりも患者さんと直接よく関わるので患者さんに感謝されることが多いです。それはやりがいにもつながります。勤務は日勤、夜勤もあります。若い補助さんは看護師へのステップアップとして始める方も多いです。病院にもよると思いますが、準看護師になる学校へのお金を補助してくれるところもありました。看護師に将来なりたいと考えている方は実際の看護師さんのお仕事を見るという点でも良いかと思います。
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30代 女性
専門学生の頃、看護の勉強を深めるため、実践の場で多くのことを学ぶために、あるクリニックで看護助手として働きました。看護助手は医療行為に当たらなければなんでも可能で、クリニックで行っていたのは、採血した血液を検査機にかけること、患者さんへの問診、診察時の介助、処置の介助など一見看護師がしていそうなことですが、看護助手でも可能なのです。やはり重要なことは、患者間違いをしないこと。採血の結果で処方薬が変わることもありますので、一番気をつけていました。それと、問診も慣れないと難しかったですが、常に予習復習して、何を聞くのか見るのかを勉強して臨んでいました。一番苦労した点は、処置の介助です。先生が今、何の器械がほしいのか、処置の流れを見て渡せるように、常に考えながらやっていました。看護助手というアルバイトをしてみて、患者さんへの対応の仕方はとても勉強になりました。看護実習だけでは学べなかったことだと思います。今、看護師として働きながら、すごく実感していることです。
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30代 男性
昔、看護助手としてアルバイトしていました。看護には、病院、デイサービスや特養、小規模多機能、様々な職種があります。基本的には結構大変な業務です。当時看護助手として入社したとき、施設にもよるとは思うのですが、私は体が慣れるまでかなり時間がかかりました。ただ慣れてくると、あとはほとんどルーチンワークみたいなところがあるので、楽な部分もありました。また私は将来、医療系の仕事に就こうとそのとき考えていたので勉強にもなっていました。あと特筆するとしたら、どこの施設も女性の割合というのが圧倒的に多いです。介護士の世界と非常に似ています。 将来看護師のような医療系の仕事に就いてみたいという方は看護助手のアルバイトをしてみてもいいのではないでしょうか。
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60代 女性
初めての看護助手のアルバイトは、整形外科クリニックでした。まず、診察前の患者さんに問診をして、その要約を先生に伝えることをします。次に本診察の前に先生から指示されるレントゲンの種類と枚数を技師に伝えます。診察室でレントゲン現像を一緒に見ながら、血液検査やCTやMRI検査が必要なのか、リハビリが必要なのか、先生の指示の元、その手配をします。苦労した点が、問診した内容をいかに端的に的確に先生に伝えるかということです。1人の患者さんに対して2分だとか制限をされると、患者さんの症状や経緯を、先生に的確に伝えられないケースが何度もありました。そこで、どのように患者さんから聞き出すか他の看護助手の話し方を耳で教わり、だんだんとコツを得ていったように思います。又、医療用語に関しては、一冊の掌に乗るくらいの医療辞典のようなものを購入し、その内容と実践を照らし合わせようと試みました。お陰で骨や関節に詳しくなり、どの部分が痛むとどこへ影響が出るかを知る事ができましたし、血液検査の項目でもある特定の数値が高い時は決まったその症状だろうと、ある程度推測することもできるようになり、医学知識が少し備わったと思います。