校正アルバイトの経験者に
体験談を語ってもらいました!
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20代 女性
私は印刷会社で1年半ほど校正のアルバイトをしていました。アルバイトを通して身についたことは、短時間で最大限のパフォーマンスを発揮させる力です。校正では集中力が全てを左右します。そのため、頭が冴えている時間帯に一気に片づけるのが最も効率が良いとされています。ところが印刷会社の仕事というのは、長時間にかかる作業になることもあります。そこで休憩をとるときはしっかり休み、メリハリをつけることを心掛けていました。集中力を最大限まで高めた状態で作業をし、クオリティの高い仕事をする、その流れが自然と自分のスキルアップにもつながったと感じます。仕事を通してオンオフの切り替えのコツが身に付き、現在の生活にも生きています。
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30代 女性
年賀状の校正のアルバイトを経験しました。私の勤務先では校正をする際、1通につき3度、違うスタッフがチェックをします。しっかり見たと思っても見直すと再度間違いが見つかったりもします。名前に使われている古い漢字などは特に気をつけました。そうやっていくうちにコツコツと地道にやること、集中することが身についたと思います。また人の名前ですから、もちろん間違えがあっては失礼。自分が年賀状を作るときにも気をつけようと意識するようになりました。地道な作業ではありましたがコツコツできる方、じっと座ってられる方に向いていると思います。
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30代 女性
一年半ほど広告代理店で校正の仕事をしました。完成前に何度か刷り上がった紙面に訂正の赤字を入れる仕事です。前もってもらっている原稿の内容と違いがないか、また単純な文字のミス、文章の文法がおかしくないかなどをチェックします。 このアルバイトでは短い文字や写真だけから第三者が欲しい情報を得るためにはどう伝えるべきか、ということを学びました。アルバイトながら、こうしたら見やすいのではないか、日本語がおかしいのではないか、などさまざま意見は聞いてもらえました。また、校正のカ所に赤字を入れる時もスペースも狭く、どう書いたら他の人にわかりやすいかと頭を使いました。校正のアルバイトを経験して、人に文章で伝えることが上手くなったのではないかと思います。
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20代 男性
短期間ではありますが、校正のアルバイトをしていました。もともと細かい間違いを探すのは苦手なタイプで、最初は誤字脱字に気が付けないことも多かったです。数をこなしていくうちに徐々に仕事にも慣れ、文章を読むポイントや間違いやすい単語などにピンとくるようになりました。また決められた時間内で効率よくチェックができる方法を試行錯誤して工夫できたのも良かったです。現在は違う業界にいますが、細かい部分までしっかり見落とさないようにする習慣が活きています。文章ではないものの、日常生活でも細かいところにも気を配れるようになり、良い経験になったと感じています。