焼肉屋の
アルバイト

焼肉屋アルバイトの経験者に
体験談を語ってもらいました！

• 20代  男性
  焼肉屋のアルバイトは相当タフです。真っ先に求められることは体力。新人の頃にする作業は、肉の味付け、肉の盛り付け、サイドメニューの盛り付け、皿洗い、冷凍室の在庫管理、肉の解凍、床掃除などなど……、ブロック肉のカットと付けダレの調合以外は新人でも殆ど任されます。もっとも辛いのは石焼ビビンバに使用する石鍋を洗う作業です。こびり付いたごはんや焦げたタレを綺麗に落とすのは一苦労。水に付けておけば剥がれやすくなるのですが、次から次へと注文が入るので、悠長にしてられない事情があります。そのため鍋の焦げ付きを専用のたわしを使ってゴシゴシ洗うのですが、調理場の責任者のＯＫが出るまで延々と繰り返します。そして焼肉屋はなんと言っても活気が命なので、声出しは義務です。ちょっとでも怠ると先輩から怒鳴られます。営業時間が始まって、たとえば週末の7時台などは目が回る忙しさです。精神面でも体力面でもタフさが要求されるアルバイトですよ。
• 20代  女性
  焼肉屋のホールでした。お客様をテーブルまで案内し料理や飲み物を運んだり、後片付けなどを担当していました。接客業なので笑顔を絶やさず明るく元気に接客するように心がけました。そのおかげで、新人のアルバイトの人が入ったときに、店長が私のように笑顔で接客してくださいねと指導していたのを聞いて、本当にこの仕事をしていてよかったなとやりがいを感じました。苦労したことは、初めてのアルバイトだったので、報告連絡相談という仕事の基本が身に付くまでは注意を何度もされ、そのたびに落ち込みました。でも、自分の悪いところを素直に受け止め、一度注意されたことは繰り返さないという気持ちで仕事に臨んでいると、いつの間にか店長に信頼されるようになり、自信に繋がりました。アルバイトをしてよかったことは、人間関係でも上下関係を学べたこと、報告相談連絡の習慣が自然に身についたことがよかったなと思いました。この経験があったからこそ社会人になって苦労することが少なかったと思います。今の基礎は焼肉屋さんのアルバイト経験が生きているのだと実感します。
• 30代  女性
  焼肉を食べることが好きだから。それだけでバイトをはじめました。お仕事はホールを担当。お客様を席にご案内するところから注文、お会計まで。心がけていたことは、やはり笑顔と元気な声です。お食事を楽しみに来てくださったお客様に気持ちよく食事をしてもらうことがお仕事ですから。接客はとても楽しいものですが、火が直接かかる網や熱々の石焼料理を運ぶときにはとにかく注意が必要。お客様はもちろん自分も火傷をしないように細心の注意をはらいます。仕事が終わればみんなでワイワイまかない料理を頬張り、次の日も元気いっぱいに。ジュウジュウとお肉の焼ける音、元気なお客様達の声に負けないくらい通る声が必要なので、自ずと気持ちのいい挨拶、ハキハキとした発声を身につけることができます。テキパキとした行動力も求められるお仕事なので、とても良い経験ができる職業だと思います。
• 20代  女性
  主にホールの業務を担当していました。土日ともなるとかなりの激務でした。従業員が多くても、注文をとったりお料理をテーブルに運んだり、網交換やお会計などですぐに呼ばれるので「少々お待ち下さい」をかなり言っていたように思います。それでもやはりお客様の対応は笑顔でハキハキが基本です。体力がない人や元気がない人はすぐに疲れ果てるなと思いました。私の場合は、勤務終了後はふくらはぎがいつもパンパンで軽い部活のようでした。平日はわりと落ち着いていますが、それでも18時から21時は土日と同じような状態で、サラダバーを切らさないようかつ清潔に保つのが大変でした。また、焼肉以外にも石鍋を使う商品もありましたので、転倒やお客様にかからないようにということに神経を使いました。それでもやはり元気な人たちがスタッフに多いだけあって、声を大きく出しあってなんとか乗り切る毎日はそれはそれで楽しかったです。