アミューズメントの
アルバイト

アミューズメントアルバイトの経験者に
体験談を語ってもらいました！

• 30代  男性
  約3年間のカラオケ店でのアルバイトで身についたのは、何と言ってもチームワークです。仕事は決して自分一人ではできないということを学びました。カラオケ店と一言でいっても、フロントで直に接客をする係、飲み物や食べ物を作る係、そしてそれを運ぶ係、お客様が楽しみ終えた部屋を片付ける係と綿密に分業化されています。それぞれの係がしっかりと仕事をこなさなくては、より良いサービスをお客様に提供できませんし、店の運営が上手くいきません。しかし、実際にそれぞれの係にバランス良く仕事が配分されることは稀で、手すきの係が負担の大きい係をフォローしながら店を回さなくてはなりません。このような職場だからこそ、私は常にお互いがお互いの仕事に気を配りながら暗黙の了解で助けあうチームワークを身につけることができました。
• 50代  女性
  私がアミューズメントでのアルバイトで得た財産は、一瞬一瞬を大切にすることです。それは、そのアミューズメント施設が閉鎖される年の、最後の正月イベントでした。私は、初日の出のイベントのセッティングスタッフとして、他の着ぐるみアルバイトさん達、マジシャン出演者と共にスタンバイしていました。お客様はほとんどがこのアミューズメント施設がオープンした頃をご存知の様子で、既に施設のあちこちが海風による錆などで手すりが傷んでいる状態でしたから、建替えか取り壊しが決まっていたんでしょう。私はバイトでこの時は知りませんでしたが、お客様がしんみりされている様子にこちらも感動した記憶があります。娯楽施設の持つ役割の重要性を垣間見て勉強になりましたし、裏方で働く事が大好きになりました。
• 40代  男性
  10代の頃、アミューズメント会場の整理スタッフのアルバイトを行ったことがあります。ジャンルは洋楽、邦楽、クラッシック、プロレス等さまざまでした。実際に行う業務は、主に開演直前と終演後に混雑する会場を整理し誘導を行うことです。大ファンだったアーティストのコンサートの担当になった時は、凄く得をした気分になったものです。また国内の芸能人が楽屋近くの通路で立ち話を普通にしたりしていて、当初は衝撃だったことを覚えています。それまではテレビやCDでしか知らなかった人たちを間近で見られたこと、コンサートというビジネスをアルバイトという立場で見られたことで、社会の裏側に一歩入り込めた気がしました。
• 30代  女性
  昔、ゲームセンターでアルバイトをしていました。就職するまでのつなぎと考えていて長く続けるつもりはありませんでした。ゲームセンターのスタッフは楽な仕事だと思っていましたが、実際はそんなことありません。接客はもちろんのこと商品の仕込み・受発注、レイアウト変更、売上金集計などありとあらゆる業務に携わります。長く続けようとは思っていなかった私ですが、1年が過ぎ、また1年が過ぎ、いつのまにやら5年もの期間働いていました。アルバイトながら役職をいただき、責任感が生まれ、常にお店の利益を考えて行動するようになりました。後々、他業種へ就職するのですがここでの経験はかなり評価され、私自身を大きく成長させてくれました。