印刷・製本の
アルバイト

印刷・製本アルバイトの経験者に
体験談を語ってもらいました！

• 40代  女性
  自主出版される方の製本のアルバイトをしたことがあります。印刷から製本まで、人の手で行うものです。手作業で行う製本はこんなに時間がかかるものかと、一つ一つの本に愛情が湧きました。著作された方も同じように作業しておりましたので、作品への情熱や意気込みが聴けたりして、とても貴重な経験となりました。製本後は、完成した本の販売にも携わりました。本屋さんではなく、勉強会や講演会の聴講者様で興味をもった方に本を販売していきます。本の特徴などを理解していたので、自分の説明で本を買ってくださると達成感がありました。一から本を作り、販売するところまでの一連の経験ができたのは、とても貴重でした。
• 30代  女性
  短期で製本のアルバイトをしたことがあります。有名な週刊誌の年末特大号でその号限定の増員スタッフとして、1週間ラインに入りました。基本的に、私の性格上キッチリとものをそろえることが好きなので、ぴったり整えてでき上がった時はやりがいを感じました。また、特に頭を使う仕事ではないですし、コツコツ作業をしていくのが好きだったので、担当業務も苦にならずに進めることができました。1時間に1回休憩が入るルールで、休憩時間に飲み物を飲んだり、トイレを済ませたりして、メリハリがついうたサイクルも自分にあっていた気がします。周りのスタッフも同世代の人が多く、短期間でしたがとても仲良くなりました。
• 40代  男性
  16歳の時に、製本工場でアルバイトをしていました。最初は担当が10人位いるベルトコンベアの流れ作業で、本にカバーを掛けたり栞をはさんだりする細かい作業でした。だんだん慣れてくると、次は梱包された本の束を木のパレットに積み上げていく作業を担当。ここでは大きな束を運ぶのに動き回ることが多いため、体を気持ちよく動かすことができました。そしてその後は本の梱包を担当。流れ作業が早く、最初はうまくいきませんでしたが、慣れてくると本を溜めないようスムーズに梱包できるようになりました。流れ作業では「あ・うん」の呼吸が大切。仕事仲間とは普段から会話をし、チームワークの大切さを学びました。また状況に合わせて機敏に対応する瞬発力が身についたと思います。
• 40代  男性
  学生時代、写真の印刷、名刺の印刷のアルバイトをしていました。写真の印刷は、当時デジタルカメラという便利なものがありませんでしたので、ネガフィルムを直接確認し、色指定を繰り返し行いました。そのおかげで、色と光の三原色が頭に入り、今の仕事に生かされています。同じアルバイト先で名刺も作っていたので、名刺のレイアウトもしていました。フォトショップなどの画像処理ソフトを使い、自分でレイアウトした名刺が印刷される所をドキドキして見ていたのは、良い思いでです。この二つの仕事のおかげで、デザインの楽しさ、レイアウトの重要さを学びました。