俳優・エキストラアルバイトの経験者に
体験談を語ってもらいました!
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40代 女性
テレビドラマのエキストラは、「興味がある」「楽しそう」という理由だけではなかなか大変だと思いました。特殊な世界なので、色々と勉強になったと思います。ひとつのドラマができるまでには莫大な時間と、人々の努力がありました。ひとつひとつの事に役割分担があり、それぞれその世界のエキスパートたちが自分の力を信じて行動していました。それを自分に置き換えてみることで、普段自分が何気なく無事に暮らせるのも、色んな人が関わってくれているからなんだなと改めて感じることができました。周囲への気遣いや、失敗に対する向上心などもその現場で教わった気がします。
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20代 女性
まずテレビの撮影などの風景がわかり、面白いなと思いました。そして、その中で少々のことでは動じないスキルが身につきました。有名人の方やスタッフの方とお話ができることや、収録という「仕事」の中でお手伝いするという立場から来る緊張が常にある状況に慣れることで、あがり症も改善できました。100人以上の人がいるなかで大きな声で話すという事があったのですが、その状況でも緊張せずにでき、これは経験としても成長につながることができたと思います。また、多くの人がいる現場なので視野を広げることが自然にできるようになりました。楽しい上に人間として成長できるアルバイトだったと思います。
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50代 女性
映画の撮影現場でアルバイトをしました。私の仕事は小道具の管理とメンテナンス、配置係でした。初めてのデジタル映画撮影現場だったので、興味があって手伝いを申し込みました。フィルム撮影と違って随分カメラが小さくて驚きました。小道具の配置は監督さんと俳優さんの要望で色んな小物を出したりしまったりしました。俳優さんの代わりに私が小物を動かしたりしてかなり緊張しましたが、やりがいのあるバイトでした。私が失敗するとスタッフさんが全員で待っていてくれて、責任重大だったと思います。大勢の人と一つの作品を作っている雰囲気を味わうことができて良かったです。仲間と共に、どうにかしてもっと良いものを作ろうと頑張る姿勢が身につきました。
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30代 女性
エキストラのアルバイトをしていました。ドラマ撮影で有名歌手のコンサートの観客の一人として参加して、言われた通りに歓声をあげるなどしました。好きな俳優さんの撮影だったのでうれしかった気持ちと、たくさんの人がスタッフの指示で歓声をあげたり立ち上がったりと、拘束時間が長かったですが、撮影の雰囲気とどんな風に撮影されているか理解することができました。他では、ドラマ中での遠くの風景の一員になったことがあります。ひたすらベンチに座って隣の人とお話するという内容で、大きく動くこともできなく、長い時間寒空の中でしたが、参加した映像がこの先も作品として残っていく意義を強く感じました。この経験から、なんでもやれることはやってみよう、大事にしようと思うようになれました。