治験バイトとは?危険はあるの?メリット・デメリット、仕事内容、体験談あり

治験バイトとは?危険はあるの?メリット・デメリット、仕事内容、体験談あり

治験バイトと聞いてどんな印象を受けるでしょうか?何するの?危険はない?儲かるの?などいろんな疑問が浮かぶでしょう。ここでは気になる治験バイトの仕事内容やメリット・デメリット、体験談などを紹介していきます。

【目次】
1.治験バイトとは
2.そもそも治験ってどういうこと?
3.治験バイトの仕事内容
4.給料ってどのくらいもらえるの?
5.勤務時間はどのくらい?
6.治験バイトの流れは?
7.治験バイトのメリット・デメリット
8.体験談:実際に良かったことは?
9.体験談:実際に大変だったことは?
10.体に影響が出たらどうするの?
11.怖くなったら途中で辞めてもいいの?
12.向いているのはどんな人?
13.まとめ

治験バイトとは

治験バイトとは?危険はあるの?メリット・デメリット、仕事内容、体験談あり
治験バイト(有償ボランティア)とは、新薬の効き目や安全性について確認するために、実際にその薬を試す被験者となるバイトです。私たちが普段使っている薬は、被験者の「治験」を経て厚生労働省の承認を得た薬を使用しているのです。

そもそも「治験」ってどういうこと?

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治験とは、薬として国から承認を得るために厚生労働省の指導のもとに実施している臨床試験のことです。治験は新しく開発された薬の有効性の確認や安全性を評価するために繰り返し試験が行われます。第1相~第3相まで試験段階があり、各段階のデータ結果をまとめて厚生労働省に提出し、承認を得て薬として使用されるようになります。

治験バイトの仕事内容

治験は通院するタイプ入院するタイプがあります。通院タイプは比較的拘束時間が短く、入院の場合は数日~1ヶ月程度施設に入院することになります。どちらのタイプも薬やサプリメント、健康食品などを服用し、服用後の変化を調べるために行われます。治験の内容によって頻度や量は異なりますが、ほとんどの場合、採血が行われます。入院の場合は、他の被験者と集団で入院することになり、起床、消灯、食事時間などは決まった時間に行われます。決められた時間以外は比較的自由に過ごせるようです。

給料ってどのくらいもらえるの?

治験バイトの相場は、日給で1日あたり1万円~2万円程度が相場です。入院タイプの方が拘束時間が長い分、通院タイプよりも日給は高くなります。ここでは給料という言い方をしていますが、正しくは報酬にあたるため税金はかかりません。最終日に手渡しでもらえる場合と銀行振り込みの場合があります。

勤務時間はどのくらい?

治験バイトの勤務時間が、参加する治験の内容によって様々です。通院だけで1日以内に終了する場合もあれば、通院で数日~1ヶ月以上拘束される場合もあります。

治験バイトの流れは?

治験 バイト
1)治験モニターに応募
自分が参加したい治験のモニターに応募します。

2)説明会に参加
応募が完了すると、治験の説明があります。基本的には説明会の案内がありますので必ず参加しましょう。

3)健康診断受診
説明会の後に健康診断があります。説明会とあわせて健康診断を実施する場合もあるようです。健康診断の合否によって治験に参加できるかが決まります。

4)治験に参加
合格となった場合、治験がスタートします。

治験バイトのメリット・デメリット

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<メリット>
治験バイトのメリットは、治験前には事前検診がありますので、無償で健康診断が受けられることや高額の報酬を得られる点があげられます。通院であれば比較的負担が少なく、入院の場合は拘束期間が長い分、より多くの報酬が期待できます。入院の場合は栄養管理された3食の食事がでることや、規則正しい生活が身に付く点などもメリットでしょう。

<デメリット>
デメリットは、治験の種類や施設にもよりますが、生活に一定の制限があることです。運動や食事を制限されることもあるでしょう。入院の場合は集団生活なので、ストレスを感じる人もいるかもしれません。医師がすぐ近くにいる環境なのは安心ですが、副作用がまったくないと言い切れない点もデメリットといえそうです。

体験談:実際にやってみて良かったこと

・薬や病気についての関心が以前よりかなり高まり、健康志向になりました。(40代/男性)
・やはり高額な報酬を得ることができたのは嬉しくて、助かった点でしたね。(30代/男性)
・病気の新薬の体験で、治験を受けている最中に病気が完治した事です。(40代・男性)
・規則正しい生活送ることができたので、期せずして健康になったこと。(60代・女性)

高額な報酬を得られたという点や、治験を通して社会貢献しているという喜び、入院して自分が健康になった、という声が目立ちます。

体験談:実際に大変だったことは?

・治験の最中は基本的に暇なので、時間つぶしに苦労した、ということはありましたね。(30代・男性)
・新薬だから何が起こるかわからないという点は不安でした。(30代・男性)
・時間をとにかく拘束される事です。ある程度のことはできるのですが、外に出ることができずストレスは溜まります。(30代・男性)
・毎日採血が有る事。自分は貧血体質なので、毎日血を抜かれるのは少々辛かった。(30代・女性)

長時間拘束されてしまう点、体質や血が苦手な人にとっては採血も大変な思いをするようです。

身体に影響が出たらどうするの?

治験参加中に副作用が生じた場合、治験を中止し医療スタッフにより適切な処置が行われます。後日、身体に影響が出た場合も同様に処置が施されます。基本的に製薬会社から保証がでますので、万が一、入院が必要になった場合も医療手当や休業補償金が支給されます。
治験の安全性については慎重に配慮されていますが、副作用について事前に説明があるので、十分に理解した上で参加しましょう。

怖くなったら途中で辞めてもいいの?

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治験を始めた後でも、治験は義務ではなく自由意志によるので、いつでも辞めることができます。
※基本的に辞められますが、治験の内容によって中止できない可能性もあるので確認しておきましょう。

どんな人が向いている?

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入院中は集団生活になるので、集団生活が苦にならない人が向いています。時間の融通がきく人も向いているでしょう。

まとめ

新薬が世に出る前に効果や安全性確認するための被験者となる治験バイト。社会貢献を実感できたり自分自身の健康診断ができるメリットがある反面、長時間の拘束や生活の制限、万一の副作用など気になることも多いでしょう。事前に詳しい説明があるので十分に納得出来たらぜひチェレンジしてみてください。

 

【アンケート概要】
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年07月28日~2017年08月08日
■有効回答数:100サンプル
■協力会社ウィルゲート

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