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いざ応募!雇用契約時の確認編
雇用契約とは、採用企業と応募者が互いに契約条件を確認し約束し合うことを言う。上は契約の基本3要素を図式化したものだが、 時給や日給といったバイト代を稼ぐには、契約した義務を果たすことが必要なのだ。つまり、契約時に確認すべきことは「何が自分の義務なのか?」だ。 具体的には 「使用者は労働契約の締結(ていけつ)に際し、労働者に対して賃金、労働時間、その他労働条件を明示しなければならない ※労働条件の明示/労働基準法第15条」という法律に従って、以下の項目を確認するのが一般的だ。
  1. 賃金
    ○額の決め方は? ○給与の計算方法は? ○支払い方法は振り込み?それとも手渡し? ○給与の締切はいつ? ○支払日はいつ?

  2. 勤務時間・休憩時間・休日・休暇
    ○何時から何時までの勤務 ○時間外労働はある? ○休憩時間はいつ・どのくらい? ○休日または出勤日は何曜日? ○休暇は?

  3. 契約期間
    ○何日から何日までの契約? ○契約終了後の更新の有無は?

  4. 勤務地・仕事内容
    ○出勤場所はどこ? ○仕事をする場所は? ○配属部署はどこ? ○任される仕事の内容は?

  5. 退職に関する事柄
    ○退職時の規定は? ○退職前にすべきことは? 
    ※退職とは、自分からその会社を辞める(雇用契約を解約する)ことを言う。

※これら(1)〜(5)までの項目については、法改正の平成11年4月から、雇用側から労働者への書面での交付が義務づけられている。 もし、これらが記載された書面をもらえる様子がなければ「労働条件通知書」などの交付をお願いしてみよう。
 
※これらのほか、社内規定により昇給や賞与、支給交通費などが決まっている場合もある。 そのほか、研修期間中や試用期間中についての別規定が用意されているケースもある。

★ そして契約!
たいていの場合、契約という場面には、書面化された契約書が用意されている。そして契約書への捺印(なついん)またはサインを求められる。 この時、かんたんに捺印してしまうのは危険!必ず細かな記載事項をしっかり読み、必要であれば口頭でも確認し、 その上で<記載されている約束をすべて守る>という決断ができれば、捺印し契約しよう。 なお、一般的に契約書というものは契約を交わす双方が保管しておくものなので、自分用の契約書はしっかり保管しておくこと。 それは時としてキミの反省材料となり、キミを守る盾となるのだ。

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