ランプをこすらないでも勝手に出入りするアルバイトに詳しい魔人・バイト番長と、いったい何の動物なのかわからない謎の生き物・後輩どうぶつの2人がお届けする「バイト道」。 第十七回目は、美容・エステ・ネイルのアルバイトについて紹介するぞ!
あらゆるアルバイトの極意に精通している、大柄な男。学生帽に袖を引きちぎった学ランという出で立ちだが、特にどこかの学校に所属しているわけではない。
また、誰かがランプをこすらなくても、自分で自由にランプに出入りしている。
アゴがきれいなケツアゴになっており、間にいろいろな細いもの(アスパラガスやナナフシ等)を挟むことが可能。巻き寿司を挟んだときのみ、高層ビルを3分で平にするほどのパワーを発揮する。
いったい何の動物なのかわからない、謎の生物。学者もサジを投げたくらい謎。
常に何も考えていないので、アルバイトをしても全くスキルが上達しないのが悩み。溶かしたチョコレートを壺に入れて持ち歩いているが、絶対に蓋は開けない。
銃撃による後方支援能力に優れており、某国では「ベージュ色の死神」と呼ばれ、恐れられていた。
「美」を追求する華形の仕事、憧れてるやつも多いんじゃねえかな?自分の個性を押し通すわけではなく、お客さんの好みを聞き、その中で最大限の技術を提供するということが多いから、最初のうちは悩むことも多いかもしれねえな!感性と理性の両方が要求されるから、おまえ自信もグイグイ成長しそうだな!
畜生道に堕ちた僕にはむずかしそうな職業だな〜
どんな難しい注文を受けても焦るんじゃねぇ! つるっつるのスキンヘッドにした後、「バカには見えない髪型でございます」と言えば、一発で解決だぜ! 美容師として覚えておきたい基本的なテクだな。
苦情の嵐〜!
常日頃からこのネイルアートを施しておけば、いつ投獄されたって安心して脱獄できるんだぜ! 当局に追われているみなさん、ネイルサロンの予約、待ってます!
塀の中でおとなしくしとこうよ。
美容師にとってハサミは何よりも頼れる存在。ハサミ一本あれば巌流島の戦いだって勝てるぜ! シャッシャッと小次郎の髪の毛を梳いてやれ!
梳いたから、何?
実用性も兼ね備えてこそのアート! ネイルアーティストの頂点に立った者ならば、この程度は造作もないぜ! もちろん他のご当地ICカードにも対応可能!
オイラにも塗ってくれ〜〜〜!!
釈迦の螺髪? 確かに巻いたことはあるが、美容師に偉人も聖人も関係ねえ! ウチの美容院に来れば、釈迦もお客様の一人! 決して特別扱いはしねえぜ!
すげえ…釈迦と…対等に喋ってる…!