物事に没頭するのが好きな人にうってつけ！
調査と一口に言っても、市場調査や技術調査などいろいろあるが、交通量調査をはじめ1日〜数日限定の超短期で働けるものが多い。交通量調査の場合、決められた場所に座り、道路を行き交う人や車の数をカウンターを使って数え、集計を取る。長時間人の流れを見ながら数を数えるには集中力が必要だが、ひとつのことに没頭できる人は難なく作業できるだろう。また、企業が新商品を作るときの参考として、たくさんの人の声を聞くために行うのが市場調査。街頭や電話などで、商品のターゲットとなる世代にアンケートを取ったりする。こちらは人と話すことが好きな人や、新しいこと・流行に興味がある人ならなじみやすいのでは。そのほか最近は特定の場所で携帯電話の電波が入るかどうかを調べる…なんて調査も増えている。
| 給料の相場 | |||
|---|---|---|---|
| 時 給 | 関東 1,055円 | 東海 964円 | 関西 999円 |
| 日 給 | 関東 11,032円 | 東海 11,144円 | 関西 9,213円 |
| 月 給 | 関東 224,115円 | 東海 211,856円 | 関西 205,859円 |
リクルート調べ2009年実績（※件数サンプルが少ない金額もあります）
おシゴト未来予想図
最初は人の多さに動揺しちゃう!?
始めのうちは「行き交う人の数に圧倒されて、うまく数を数えられない」なんてどまどうことも多いはず。リラックスして、自分の目に入った数をしっかりカウントしよう。あせらず冷静に作業することが大切だ。
カウンターさばきも超高速に！
慣れてくると、集中力と素早い判断力が身について、対象をとらえるスピードが一気にアップ。首を動かさずに目だけで広い範囲をカバーし、効率よくシゴトができるようになれば一人前。この集中力は日常生活でもきっと役立つはず。
こっそり教える！ウラ話
●街を歩く人を見ていると、流行っていることやこれからブームになりそうなモノがわかるのがおもしろい。将来はあんなビジネスマンになりたいとか、人間観察が好きな人にはもってこいのバイトだね。（山梨・20歳・男）
●この間、都内の大学で携帯電話の電波が入りやすいのはどこか…という調査をしました。シゴト自体も初めてやることで面白かったし、あちこち回ったんで、ちょっとした観光気分を味わえました。（東京・21歳・女）
ためになる先輩アドバイス
●街頭の調査でつらいのは、暑い日と寒い日。慣れない人は体調を崩しちゃう場合もあるから、必ず何か対策をしておいた方がいい。ちなみに僕の防寒対策は腹巻き。カイロもいっぱい入れられるからね。（宮城・23歳・男）
●交通量調査は自分の持ち場があって、交代制で作業をするから、割と人に気をつかわなくて済むかも。人付き合いが苦手な人や、マイペース派の人でもすんなりやれるんじゃないかな。（福岡・28歳・男）
交通量調査や街頭でのアンケートなど、調査に関するおシゴトあれこれ。短期で働けるものも多い
