

人と人とをつなぐ、異文化コミュニケーション
外国語の通訳・翻訳は、各所で需要の高いシゴトだ。会議の通訳や文書の翻訳に始まり、会議録のテープ起こし、国際電話の対応、イベント会場での案内、外国人観光客のガイド…と活躍の場は幅広い。このシゴトをするには高度な言語能力が必要とされ、対象の外国語が理解できることはもちろん、わかりやすい日本語に訳せるかどうかも重要となってくる。企業間の文書や会議内容の翻訳をするときは、ビジネスに関する知識や専門知識が要求されることも多く、最近ではIT関連用語に詳しい通訳のニーズが伸びている。また、習得者の少ない言語になると通訳ができる人が限られるため、思わぬところからシゴトの依頼が来ることもあるようだ。
給料の相場 | |||
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時 給 | 関東 1,156円 | 東海 1,212円 | 関西 1,236円 |
日 給 | 関東 11,000円 | 東海 ― | 関西 ― |
月 給 | 関東 225,000円 | 東海 245,583円 | 関西 163,333円 |
リクルート調べ2009年実績(※件数サンプルが少ない金額もあります)
おシゴト未来予想図
そもそも日本語が下手だった!
日常会話はバッチリだから!と通訳のシゴトをはじめたものの、翻訳するためには、日本語の力が何より重要だということを思い知った。外国語通訳のシゴトを始めたのに、日本語の勉強に努力する日々。

通訳・翻訳界のスターに
通訳・翻訳家としてキャリアを積むと、様々なところからお呼びがかかるように。来日したハリウッドスターの通訳をしたり、ベストセラー作品の翻訳をしたりと活躍の場は広がる。収入もグンとアップすること間違いなしだ。

どうすればなれる?

身につけよう!必要スキル
外国語とともに日本語能力も必須
通訳も翻訳も実力の世界。公的機関・民間機関による各種資格があるが、それはあくまで実力の目安となるものであり、資格がなければ始められないというわけではない。通訳・翻訳の世界で成功するためには、外国語の能力を磨くことはもちろんだが、合わせて日本語の能力も磨いていきたい。言葉は生き物。日々新しい言葉が生まれ、文法も変化していく。外国語・日本語ともに、最新の言語事情も学んでいく必要がある。
交通量調査や街頭でのアンケートなど、調査に関するおシゴトあれこれ。短期で働けるものも多い