ランプをこすらないでも勝手に出入りするアルバイトに詳しい魔人・バイト番長と、いったい何の動物なのかわからない謎の生き物・後輩どうぶつの2人がお届けする「バイト道」。第六回目は、オフィスワーク・事務界のアルバイトについて紹介するぞ!
あらゆるアルバイトの極意に精通している、大柄な男。学生帽に袖を引きちぎった学ランという出で立ちだが、特にどこかの学校に所属しているわけではない。
また、誰かがランプをこすらなくても、自分で自由にランプに出入りしている。
アゴがきれいなケツアゴになっており、間にいろいろな細いもの(アスパラガスやナナフシ等)を挟むことが可能。巻き寿司を挟んだときのみ、高層ビルを3分で平にするほどのパワーを発揮する。
いったい何の動物なのかわからない、謎の生物。学者もサジを投げたくらい謎。
常に何も考えていないので、アルバイトをしても全くスキルが上達しないのが悩み。溶かしたチョコレートを壺に入れて持ち歩いているが、絶対に蓋は開けない。
銃撃による後方支援能力に優れており、某国では「ベージュ色の死神」と呼ばれ、恐れられていた。
オフィスワーク・事務とは、それほど華やかな世界ではないかもしれない。だが、縁の下で支えるその仕事はなくてはならないものなんだぜ!丁寧な管理能力やスピードを要求される仕事まで幅広いから、社会人としての基礎能力がぐんぐん向上していくぜ!
湿った穴ぐらの中でじっとしていることが多いおいらには、難しいかもね!
コピー機にかかる電気代を計算したことがあるか? 機械になど頼らずとも、コピーは手で書き写せばいいのだ! 省エネだし、スピードもそっちのほうが早いぜ!
右手だけ異常に発達して、「シオマネキ!」っていうネタやりた〜い
来客対応を極めたなら、どんな安いお茶でも最高級の抹茶に早変わりだ! 人々はお前からもてなしと侘び寂びのなんたるかを学ぶであろう…。
おいら、抹茶より麦茶のほうが好きだな〜
秘書たるもの、社長の動向は常に把握しておかないとな! レベルがあがれば、社長本人に気付かれないほどの隠密さで見守れるのだ! この技術、悪用は厳禁だぜ!
これって尾行とは違うの?
深夜のコンクリートジャングルを華麗に飛び回る影。会社の出入金管理をさせたら並ぶ者はいない伝説の事務、それがバイト道を極めし者! 狙った請求は逃さないぜ!
請求が実行されるって当たり前のことじゃない?
とうとう事務がオリンピック種目になったぜ! バイト道を極めたお前はもちろん、日本代表だ! 事務アスリートとしてふさわしい活躍を期待してるぞ!
頑張れニッポン!