ランプをこすらないでも勝手に出入りするアルバイトに詳しい魔人・バイト番長と、いったい何の動物なのかわからない謎の生き物・後輩どうぶつの2人がお届けする「バイト道」。 第十三回目は、イベント・芸能・キャンペーンのアルバイトについて紹介するぞ!
あらゆるアルバイトの極意に精通している、大柄な男。学生帽に袖を引きちぎった学ランという出で立ちだが、特にどこかの学校に所属しているわけではない。
また、誰かがランプをこすらなくても、自分で自由にランプに出入りしている。
アゴがきれいなケツアゴになっており、間にいろいろな細いもの(アスパラガスやナナフシ等)を挟むことが可能。巻き寿司を挟んだときのみ、高層ビルを3分で平にするほどのパワーを発揮する。
いったい何の動物なのかわからない、謎の生物。学者もサジを投げたくらい謎。
常に何も考えていないので、アルバイトをしても全くスキルが上達しないのが悩み。溶かしたチョコレートを壺に入れて持ち歩いているが、絶対に蓋は開けない。
銃撃による後方支援能力に優れており、某国では「ベージュ色の死神」と呼ばれ、恐れられていた。
自分の魅力をフルに使って、その場に華を与えたり、商品の魅力を最大限に引き出すのがおまえのミッションだぜ!ちょっと自分に自信がなくても、この仕事をしばらくしてりゃ、めきめき自信がついて前向きになるんじゃないか?!
おいらもアイドルげっ歯類として持ち上げられたい〜
アイドルの衣装やプロ野球選手のバットが高値で取引されるのは知ってるだろ?ちょっとばかしこのバイトのスキルが高くなりゃ、同じようなことが起きても不思議じゃないぜ!お前の手汁が、そのティッシュに付加価値をつけるのさ!
手汁…?
あるパニック映画を見ていて、逃げ惑う群衆の中になぜか目で追っちゃうやつがいるなあ…。そいつはもしかしたら、後日レッドカーペットを歩いているかもな…!
え?妄想の話?
子供たちにとってのヒーローは、何も超人やライダーだけとは限らねえ!熱い正義のハートをもったコンパニオン…これもまたヒーローなのさ!
There is no dream!!!!!
道は己で切り開くものだぜ!ならばお客さんの並ぶスペースも当然己で切り開かなきゃいけないな。列がはけるまで海を割り続けるんだ!
途中で海が元に戻ったら、大変よ?
むか〜しむかしの話だ。あるコンパニオンのバイトは、多数の敵勢から忠誠を誓った義経を守るために堂の前に立ちはだかり、雨のような矢をモデル立ちのまま全身に受けながらも義経を守り切ったと言うぜ。くぅ〜、泣かせる話だよな!
日本の歴史をねじ曲げるな。