ランプをこすらないでも勝手に出入りするアルバイトに詳しい魔人・バイト番長と、いったい何の動物なのかわからない謎の生き物・後輩どうぶつの2人がお届けする「バイト道」。記念すべき第一回目は、飲食業のアルバイトについて紹介するぞ!
あらゆるアルバイトの極意に精通している、大柄な男。学生帽に袖を引きちぎった学ランという出で立ちだが、特にどこかの学校に所属しているわけではない。
また、誰かがランプをこすらなくても、自分で自由にランプに出入りしている。
アゴがきれいなケツアゴになっており、間にいろいろな細いもの(アスパラガスやナナフシ等)を挟むことが可能。巻き寿司を挟んだときのみ、高層ビルを3分で平にするほどのパワーを発揮する。
いったい何の動物なのかわからない、謎の生物。学者もサジを投げたくらい謎。
常に何も考えていないので、アルバイトをしても全くスキルが上達しないのが悩み。溶かしたチョコレートを壺に入れて持ち歩いているが、絶対に蓋は開けない。
銃撃による後方支援能力に優れており、某国では「ベージュ色の死神」と呼ばれ、恐れられていた。
飲食業界は、たくさんの人と触れ合う機会が多い。「喜んでもらうためにはどうすればいいのか」というサービス精神が自然と身についていくぞ。ポジションが上がっていけば後輩をまとめるリーダー的なポジションを任され、みんなをまとめるリーダーシップも身についていくだろう。キッチンの担当になった場合は、料理の腕もメキメキ上達するぞ!
学校では「空気」っていうあだ名をつけられている僕にも、サービス精神が芽生えるかな??あとバイト番長が微妙にかぶってるから、グラフがちょっと見にくいね!
飲食店での仕事では、接客する機会が多いです。お客さんに気持ちよく料理を食べてもらうことを意識するうちに、自然と表情が豊かになるぞ。たとえアルバイト開始時に心を持たぬサイボーグだったとしても、しばらくすればホラ、このとおり!
へぇ〜!サイボーグって本当にいるんだ!
入ってきた当初は『耳なし芳一』のように、体中にお客様の注文を書かないと覚えられなかった君も、仕事をする内に一回書くだけで覚えられるほど記憶力が発達するぞ!バイトは脳にもいいんだな!
人生で受けてきたテストを全部白紙で出してきた僕も天才になれるかな?!
もう急な団体客がきてもうろたえない!ここまでバイトレベルを高めたお前なら、まるで腕が六本あるがごとき阿修羅の活躍で、オーダーをさばくことができるぜ!
これでもう作り置きしなくて済む〜
飲食店バイトを極めし君の「第六感」は覚醒し、店に入ってきたお客が床を歩く音だけで、「この人は小腹が空いてる程度か…。恐らくピザトーストだな…」など、大体の注文がわかるようになるぞ!まさに飲食店バイトの達人ここにあり!
超能力を見て、その使い手を「ひぃっ!バケモノ!」ってバケモノ呼ばわりして傷つけないようにしないとね!
ついにバイト道を極めやがったな…。飲食店バイトの頂点を極めたお前には、ある日突然食材たちの声が聞こえてくるぜ。その声に耳をかたむけるのか、耳をふさぐのか、決めるのはお前次第だ。ゆっくり考えな。俺が昔そうだったように…。
ほえ?賑やかなことはいいことじゃないの??