お店の雰囲気に合わせた接客を
来店したお客さんを席に案内したり、カウンターで飲み物や食事を出したり…というのが主なおシゴト。お客さんと接する機会が多いから、その店の雰囲気に合わせた対応が求められる。基本的にはお客さんへのサービス、もてなしを頭に入れて立ち振る舞う「接客係」だ。店の中の状況とお客さんのオーダーをいつも頭に入れつつ、うまくお店が回転していくように配慮しよう。カウンターではお酒やおつまみを用意しながら接客、という場面もありがち。うまく会話をしながらてきぱき用意できるようになるにはちょっと慣れが必要。また、ホール・カウンターは基本的に立ちっぱなし。「休憩時間が待ち遠しい〜」という気分になるかも。
| 給料の相場 | |||
|---|---|---|---|
| 時 給 | 関東 1,231円 | 東海 1,154円 | 関西 1,195円 |
| 日 給 | 関東 11,444円 | 東海 8,705円 | 関西 10,941円 |
| 月 給 | 関東 305,101円 | 東海 279,383円 | 関西 288,955円 |
リクルート調べ2009年実績（※件数サンプルが少ない金額もあります）
おシゴト未来予想図
お客さんの注文をうまくさばけるか！
繁忙期だとひっきりなしに注文の嵐！テーブルごとにうまく回していかないと慌ててしまいがち。お酒の種類が多いお店は、どの瓶が何というお酒の何年ものかをしっかり覚えることも必要だ。
落ち着いた雰囲気でさらっと接客
たとえば忙しさがピークの週末、次々と来る注文も淡々とこなせるようになれば一人前。メモもせずに注文を正確に処理できれば、もう達人の領域だ。お酒の知識も豊富になれるぞ。
こっそり教える！ウラ話
●僕がバイトしていた店は、ちょっと高級なオトナの店だったのでお客さんのもてなしに気を遣いました。おかげで今も人への対応はうまいですよ。話をするのが大好きになれましたし。（東京・27歳・男）
●お酒の知識が増えましたね。ウチの店は日本酒が豊富なことがウリなので、あらゆる銘柄を頭にたたき込みました。それに合うつまみも詳しいですよ。店長から驚かれたこともあるくらいです（笑）。（大阪・23歳・男）
ためになる先輩アドバイス
●注文を処理するのって、忙しいときはいちいちメモしていられないんですよ。それにお客さんの前でメモるのも気が引けるし。おかげで記憶のテクが上達しましたね。まず店内のテーブル配置を頭に描いて、お酒の種類を色で記憶するんです。たとえばビールは赤、とかいうことにして。それで「あのテーブルは赤が2」って映像で覚えておくんですよ。このテクニックは結構使えますよ。新人クンにはおススメ。ちなみにオーダーを間違えたのは2年間で2回だけです！（埼玉・24歳・男）
パブ・クラブでお酒を提供し、お客さんと楽しく会話する。「指名」が入れば一人前。
売り上げや仕入れの管理などを行う。スタッフたちをまとめていくリーダーシップが必要。
