【何を学ぶの?】一見、何をやっているかわからない学部学科名5選

謎の学部学科
大学の学部名といえば、「文学部」「経済学部」「理工学部」など、専攻に関連する名前が一般的。けれども中には一見して、どんな専攻内容なのかわかりにくい、珍しい名前の学部が存在しています。今回はそんな学部や学科名から、特色豊かなものをピックアップしてご紹介します!
 

声に出して読みたい名前「リベラルアーツ学群」

リベラル
とにかく名前の響きがかっこいい! 「リベラル(自由)」「アーツ(芸術)」と並ぶと、「かっこいい芸術学部かな?」なんて考えちゃいます。それに「学群」って! なんか「学び人の群衆」みたいなイメージがありますよね。(それは絶対違うはず)

幅広い学問領域から学びたいものを選べる総合学科

予想は見事に裏切られます。その専攻内容とは、「言語・文学」「数学・理科」「心理・教育」など、多岐に渡るプログラムを用意した「総合学科」だというではないですか。いやいや学部名、リベラルすぎィッ!! 「学群」というのも、学問の分野にこだわらず、学びたい領域を自分で選べる教育システムなのだそう。

つまり、「1つの分野に突出する時代は終わった! これからは総合力 is リベラル」ってワケです。自主性や”総合力”を伸ばし、社会で多様性を活かした仕事に就きたい方にはピッタリの学部といえそうです。
 

アーバンなライフスタイルを学ぶ?「シティライフ学部」

シティライフ1
シ、シティライフ……。名前だけで強烈なインパクトを放っていますね。何を隠そう、筆者には「シティライフ学部」へ実際に通っている知人がいるので、その実態を聞いてみました。

ーーぶっちゃけ、学校生活どうですか?

田中さん(仮名):友達も増えたし、楽しいですよ。大学では主に、都市開発やまちづくりについて学んでます。

ーーどうして「シティライフ学部」を選んだんですか?

田中さん:「シティライフ」って、名前の響きがかっこよくないですか(笑)。深い意味はわかりません。教授にきいても「知らん」の一点張りなんです。まぁ学部名うんぬんってより、”なにをやるか”が大事ですよね(苦笑)。

ーー(開き直ってるッ!!)

都市で自分らしい生活を送るための「自己啓発学部」

学部のコンセプトは「自分を発見して自分で活かす『自己啓発学部』」とのこと。わかるようなわからないような……。

つまり、経済や法律、環境、文化など、さまざまな要素が複合的に絡みあって成り立っている日常生活の中で、アイデンティティを確立して、自分らしい社会人になれる学部、ということのようです。ただ、社会に出ると特に「自分らしさ」を見失うことが多い現状、在学中に「自分を知ること」ができるのは強みになりますよね。批判や否定に対し、前向きに対応することができるだけで、人生を楽しむことができそうです。

「自分ってなんだ?」「誰かの役に立ちたいけど、どうすればいいかわからない」という方は、このシティライフ学部に向いているのではないでしょうか。
 

壮大なスケール感「グローバル・メディア・スタディーズ学部」

グローバルメディア1
日本語訳してみれば、何をしているのか想像できそうですが、真実はわかりません。なんだかスケールが大きそうです。おそらく、グローバルなメディアをスタディーズしてる学部だと思うのですが……。ロックミュージシャンが手をクロスしながら言いそうな名前ですよね。

地球規模の問題解決に取り組む!

コンセプトは「地球規模の問題解決に取り組み、未来志向で学べる」こと。国際社会で通用する語学力を身につけながら、世界を見渡す広い視野と情報の本質を見極め、メディアの本質を理解し、コンテンツを作り出す力を養えるようです。納得のグローバル感。

「単純作業はどんどん機械化していく」と言われるなか、英語力だけではなく、自分の”強み”として国際社会に通用する広い視野を身につけるのも、またひとつの武器になるのではないでしょうか。
 

われら21thセンチュリーボーイ「21世紀アジア学部」

21世紀アジア
名前を聞いたとき、『20世紀少年』というマンガのタイトルを思い出してしまいました。「現代のアジアについて学ぶことができる学部」……というのはなんとなくイメージできますが、実際にはどんなことが学べるのでしょうか。

現代社会を幅広く学び、21世紀のアジアにふさわしい人材へ

21世紀アジア学部とは、「21世紀のアジアにほんとうにふさわしい人材」を育成する社会科学系の総合学部のようです。海外語学研修が主なカリキュラムで、アジア各国の環境や文化・伝統を知り、さらなる自己確立に向けて取り組むことができるのが強みなんだとか。

日本だけではなく、近隣諸国を知ることで、より広いフィールドで活躍できそうですね。ところで、22世紀になったら「22世紀アジア学部」に改称されるのでしょうか……。
 

早口言葉で言ってみよう「デジタルコミュニケーション学部デジタルコンテンツ学科」

デジタルコミュニケーション
デジタルハリウッド大学にある学部なのですが、就職活動を想像してみると……

「はじめまして。デジタルハリウッド大学、デジタルコミュニケーション学部、デジタルコンテンツ学科の〇〇です」

「デジタル」言い過ぎィッ!! 滑舌が悪いと噛んでしまいそうです……。

次世代テクノロジーを操るスキルを習得

学部では3DCGやプログラミングだけでなく、次世代のテクノロジーを操るスキルを学ぶことができるようです。CGやグラフィックはもちろん、「3Dプリンタ」のような立体設計の技術も得られるんだとか。日本のテクノロジー分野に興味がある方に向いているのではないでしょうか。
 

まとめ

茶化すように紹介してしまいましたが、以上の学部からはたくさんの卒業生たちが巣立ち、社会の中で活躍しています。学部名は目新しくても、そこには「学生たちに現代社会を生き抜く力を身につけてほしい」という願いが込められているのです。大学名だけではなく、「何を学べるか」に注目して、大学を選んでみてはいかがでしょうか。

ちなみに、筆者の出身学部は「デジタルエンジニアリング学部」です!

それでは!

構成・文:石川優太

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