新年度がスタートして約1カ月、新しい友達もできて、だんだん生活にも慣れてきた頃。3~4人で友達の家に集まって女子会…なんてことも増えるのでは? 食べ物や飲み物持ち寄りのパーティーだったら、手料理で驚かせちゃうのもいいかも♪…だけど、予算はないのが現実。そこで、リュウジさんに一品500円程度で作れる“女子会”メニューを教えてもらいました。
ソースが効いたヘルシーメインディッシュ「鶏むね肉のスカロッピーネ」
女子会のメインにぴったりな、ヘルシーかつボリューミーな一品。バター×コンソメ×レモンのソースは、コクがあるのにあっさりして、シンプルな料理との相性バツグン。ちなみに、“薄切り”を意味する「スカロッピーネ」は、イタリアのポピュラーな肉料理。
鶏むね肉 200g
オリーブオイル 大さじ1
バター 20g
コンソメ ふたつまみ
レモン汁 小さじ1
酒 小さじ1
小麦粉、塩、コショウ 少々
ベビーリーフなどの葉野菜 適量
(1)鶏むね肉は1~2cm厚さのそぎ切りにし、肉たたきで叩いて5mm厚さくらいに伸ばす。肉たたきがない場合は、空き瓶などで代用可。
(2)鶏むね肉に塩、コショウ、小麦粉を振る。
(3)フライパンを中火にかけ、オリーブオイルが温まったら、鶏むね肉を両面(片面1分弱)さっと焼く。
(4)火を止め、鶏むね肉を焼いたフライパンがまだ熱い状態で、バター、コンソメ、レモン汁、酒を入れ、ソースを作る。
器に鶏むね肉と葉野菜を盛り付け、ソースをかけたら完成です♪
食感が楽しい焼きサラダ「焼きレンコンとベーコンのクリームチーズソース」
サラダを用意したいけど、持ち寄りで生野菜を持っていくのは心配。しかし、野菜に火を通した“焼きサラダ”なら安心です。シーザーサラダ風のドレッシングは、レンコン以外の食材にも合いそう♪
レンコン 150g
ベーコン 40g
オリーブオイル 大さじ1
クリームチーズ 50g
牛乳 大さじ2
コンソメ 小さじ1/2
レモン汁 小さじ1/2
塩、コショウ、黒コショウ 少々
(1)レンコンは皮をむき、半月切りにし、塩、コショウを振る。ベーコンは拍子木切りにする。
(2)フライパンにオリーブオイルを引き、レンコンとベーコンを入れ、焼き色がつくまで炒める。
(3)常温に置きやわらかくしたクリームチーズ、牛乳、コンソメ、レモン汁をボウルに入れ、泡立て器で混ぜ合わせてドレッシングを作る。
レンコンとベーコンを器に盛り付け、ドレッシングをかけたら完成です♪
女子ウケ間違いなし! キュートな春色ごはん「アボカドの洋風チャーハン」
せっかく女子会を開くなら、ただのごはんじゃつまらないですよね。なめらかなアボカドを使って、パステルカラーのチャーハンにチャレンジしてみませんか? 作り方をマスターしたら、具材を変えてアレンジするのも面白いかも。
ごはん 400g
卵 2個
アボカド 1個
ベーコン 80g
たまねぎ 1/2個
ニンニク 2片
オリーブオイル 大さじ2
コンソメ 小さじ2(山盛り)
塩、コショウ 少々
※写真は作りやすいよう、半分の量で調理しています。
(1)アボカドはいちょう切り、ベーコンはさいの目切り、たまねぎとニンニクは粗みじん切りにする。
(2)フライパンにオリーブオイルを引き、中火にかけ、ニンニクを入れて少し焦げ目がついたら、溶き卵を入れ、すかさずごはんを加えて混ぜる。
(3)卵とごはんが混ざったら、ベーコンを加えて炒める。ベーコンに焼き色がついたら、アボカドとコンソメを入れて、アボカドを砕くように混ぜ合わせる。
(4)(3)にたまねぎを入れてさっと混ぜ合わせ、塩、コショウで味を調える。
器に盛り付けたら完成です♪ 好みでオリーブオイルをふりかけて。
オマケ「アボカドの切り方」
料理初心者には難易度が高く感じられるアボカドの切り方を、教えてもらいました。
(1)ヘタの部分に垂直になるように縦に包丁を入れ、刃が種に当たったら、種に沿って一周切り込みを入れる。
(2)両手で実を持ち、切り込みをねじるように回して、2つに割る。
(3)種に包丁の根元を指し、包丁をぐるっと回すように動かして、種を取る。
(4)実を1/4に切り、皮をむく。用途に合わせて、スプーンで実をくり抜いてもOK。
まとめ
今回のレシピ、材料はスーパーで手に入るものばかりで、手順もシンプルなのに、手の込んだ料理に見えるから不思議! これなら、持っていって自慢できちゃいますよね♪「鶏むね肉のスカロッピーネ」や「焼きレンコンとベーコンのクリームチーズソース」は、ソースやドレッシングを分けて持っていき、食べる直前にかけると、よりおいしく食べられますよ。
「今日食べたいものを今日作る!」をコンセプトに、Twitterで更新するレシピが人気を集める。2017年8月に公開した「無限湯通しキャベツ」は『あさチャン!』(TBS系)、『ZIP!」(日本テレビ系)などでも取り上げられ、話題に。初となるレシピ本『お手軽食材で失敗知らず! やみつきバズレシピ』(扶桑社)好評発売中。
料理研究家・リュウジ
Twitterアカウント:@ore825
取材・構成・文:有竹亮介(verb)
撮影:森カズシゲ関連する求人情報
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