「自宅で自分の好きな時間に働きたい」、そんな人におすすめの内職バイト。とはいえ、気になることがあっても、身近に内職バイトをしている人がいなければ話を聞くこともできませんよね。ここでは内職バイトの仕事内容の詳細や実際に働いていた人の声など、内職バイトの実業を詳しくお伝えします。
1.内職バイトとは?
2.内職と在宅ワークって何が違うの?
3.どんな仕事をするの?
4.どのくらい給料をもらえるの?
5.どのくらいの時間働くの?
6.納品までの流れ
7.内職バイトのメリット・デメリット
8.体験談:実際働いてみてよかったことは?
9.応募前の体験談:実際働いてみて大変だったことは?
10.気になる疑問Q&A
11.まとめ
内職バイトとは?
内職バイトとは、出勤せずに自宅で就業するバイトです。多くは手先を使う比較的な簡単な作業になります。基本的に出来高制で報酬が発生し、簡単な作業の場合は単価が低く、技術が必要な作業になると単価が上がる傾向です。
内職と在宅ワークって何が違うの?
自宅でできる仕事として、内職バイトのほかに在宅ワークという言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。内職と在宅ワークは、働くスタイルに違いがあります。内職とは会社に雇われて仕事をしますので、労働者という立場です。在宅ワークは特定の会社には雇用されず、個人事業主として依頼主から仕事を請け負います。内職バイトと在宅ワークは、雇われているか、雇われていないのかという点が違います。また、内職は労働者という立場になるので、家内労働法という法律で最低賃金や衛生面などの安全が保障されています。しかし、在宅ワークには内職バイトのように最低賃金などを定めた法律はありません。
どんな仕事をするの?
内職バイトではどのような仕事があるのでしょうか。内職バイトは多くは手先を使う比較的簡単な作業です。シール貼り、値札つけなどの単純作業や、品物を袋に詰める作業、ガチャガチャの景品のカプセル詰めなどの軽作業もあります。また、紙製品の加工や電子部品のネジ留め、ハンダ付けなど細かい作業もあり、多岐に渡ります。
どのくらい給料をもらえるの?
内職バイトの給料は、作業の種類と作業量によって変わります。一例ですが、シール貼りだと1枚0.2円~、値札の取付は1件4円~、ネジを留める作業は1件0.5円~と、それぞれ異なります。単価が低くても短時間にたくさんこなすことができればそれなりの金額になりますし、単価が高くても1件に時間がかかってしまうと効率が悪く稼げないということになります。
どのくらいの時間働くの?
内職バイトは基本的に出来高制です。自分が受けた数量を期日までに作業を終えて納品すればよいので、個人個人で労働時間は変わってきます。ノルマの有無や最低納品件数などの確認は必要ですが、長時間働きたければ多くの量を引き受けることができますし、あまり出来ないというときは少なく引き受けるなど、調整することも可能でしょう。また、慣れて早く作業がこなせるようになれば労働時間も短くなります。
納品までの流れ
最初に作業内容を受け取ります。自分で受け取りに行く場合や郵送・配達で自宅に届けられる場合があり、会社によって受け取り方法が変わります。作業内容を受け取ったら作業を開始し、決められた納期までに完了させて納入します。その後納入した品に問題ないかという検査をされた後で支払いがあります。
内職バイトのメリット・デメリット
自宅で働くことができるため、長時間、家を不在にできない事情がある人にとっては大きなメリットでしょう。好きな時間に働けるので自分の空き時間に作業ができます。デメリットとしては、仕事の内容にもよりますが比較的に単価が安く、作業に慣れないうちは効率的に稼ぐことが難しい点があげられます。
体験談:実際働いてみてよかったことは?
内職バイトをして良かったことを訪ねてみたところ、次のような回答をもらいました。
・隙間時間を使ってできるので自分の予定に合わせて仕事ができる。(通信教育の添削指導)(50代・女性)
・テレビ見ながら、またはYouTubeを見ながら作業ができること。(部品組み立て)(30代・男性)
・自分のペースで黙々とやれるので簡単です。空いた時間にお金がもらえるのは嬉しいです。(造花、フィギュア作成)(20代・女性)
・良い点は人間関係を特に気にしなくて良いことです。コミュニケーション能力がない人にはぴったり。(添削指導)(30代・女性)
隙間時間が使える、周りを気にしなくて良い、音楽を聞きながら作業ができるなど、自分のペースで仕事ができることに良さを感じる声が多く聞かれました。
体験談:実際働いてみて大変だったことは?
それでは大変だったと感じた意見も見てみましょう。
・全てコツコツとしたことの繰り返しなので、途中で飽きてくること。(シール貼り)(20代・女性)
・単価がとても安いため、たくさんの量をこなしても少しのお金にしかならなかったことです。(シール貼り)(20代・女性)
・単価が安く、数をこなさないと満足のいく収入を得られないこと(袋詰め、造花作成)(20代・男性)
・仕事を受け取るのはいいのですが、それを送る手配が面倒でした。段ボールに詰めたものをコンビニにもっていくのが面倒でした。(パーツ取付)(30代・男性)
単純作業に飽きてしまう、モチベーションが下がるという悩みが多く聞かれました。多くの量をこなさなければ、まとまった収入になりにくい点も大変だと感じるようです。その他に、肩こりや手荒れを気にする回答もみられました。
応募の前の気になる疑問Q&A
応募する前に確認しておきたい疑問をQ&Aで紹介します。
Q:向いているのはどんな人?
A:単純作業が続くので、ひとつひとつの作業を丁寧に行える人に向いています。また、自分でスケジュール管理をしなくてはいけないため、進捗管理や時間管理ができる人、そして自宅で働きたい人におすすめです。
Q:実際に稼げるの?
A:受注する仕事の難易度と件数によって稼げる金額が変わります。難易度の高い仕事を数多くこなせば稼ぐことができます。
Q:面接はあるの?
A:面接があるケースもありますが、職種により異なります。来社して対面の面接ではなく電話面接の場合もあります。
Q:どうやって探すの?
A:求人雑誌や求人サイトから探すことができます。サイトでは検索マドから「内職」「在宅」などと入力すると該当する求人情報が検索されます。
まとめ
自宅でマイペースに仕事ができる内職バイト。比較的、単純作業が多いのでコツコツ取り組むことが得意であれば、人間関係や出勤時間を気にせず隙間時間で作業することも可能です。気になる方は募集条件などを確認して、ぜひチャレンジしてみでくださいね。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年07月28日~2017年08月08日
■有効回答数:100サンプル
■協力会社ウィルゲート