カフェバイトやアパレル店員など、華やかなバイトに憧れることってありますよね。しかしながら、あまり目立たない“地味バイト”も意外なメリットがたくさんあるんです。そんな地味バイトの魅力について調査しました。
交通量調査のバイトで友達が増えた!
「人や車の数をカウントする交通量調査のバイト。1度にたくさんの人を見ているせいで、普段から人の顔を覚えたりするのが得意になった。キャンパスで少し話したことがあるだけの相手にも声をかけられるようになり、友達も増えたと思う」
交通量調査のバイトのおかげで結果的に友達が増えるなんて。学生数が多い大学では、同級生の顔を一致させるのは難しいもの。まさに意外と知らない地味バイトのメリットでしょう。
梱包作業のスキルで女子力アップ!
「宅配会社で梱包作業をするバイトを行っているので、片付けや整理整頓が得意に。家に遊びに来た友達からはキレイに片付いている部屋を見て『女子力高いね』と褒められるようになった」
バイトで日常的に行っていると、テキパキとこなせるようになりますね。片付けが苦手な人は、働いてみると克服できるようになるかも。
野菜を詰めているうちに鮮度がわかるように!
「工場で野菜を袋詰めにするバイトをしている。日々たくさんの野菜を目にしているので、見ただけで鮮度がわかるようになってきた。スーパーで買い物するとき、バイト中に養われた目が活きている」
スーパーに行ったら、新鮮でおいしい野菜を選びたいですよね。とはいえ、野菜によって鮮度を見分けるポイントが違うので、見極めるのは難しいところ。バイトでその力が身についたなんて羨ましいです!
仕込みバイトで集中力がついた!
「食材の仕込みを行う食堂のバイトで、キッチンで大量の野菜を切ったり、ひたすら皿洗いをしている。誰とも話さずに黙々と作業をするので、長時間集中できる力がついてきた。この前、テスト勉強していたときにものすごい集中力を発揮して自分でも驚いた」
何かひとつのことに没頭して作業するのは集中力がいるものです。バイトのおかげで成績もアップしそう。
データ入力でパソコンスキルが向上!
「もともと機械に弱く、パソコンがとにかく苦手だった私。だけど、データ入力作業のバイトをしているうちにブラインドタッチも余裕でできるようになった! 社会人になった今でも上司から重宝されるのでやっておいてよかった」
慣れないうちはキーボードを打つのも時間がかかるもの。学生時代からパソコンに慣れ親しんでおける入力バイトは、社会人になっても活きてくる経験です。
まとめ
交通量調査や工場での作業など……地味なイメージのあるバイトにも意外なメリットが。しかし、働いているうちに思いもよらないスキルが磨かれるようです。イメージだけで決め付けず、地味バイトに挑戦してみるのも面白いかもしれませんね。
文:菅堀彩子 イラスト:とげとげ。