思わぬ落とし穴!? バイト履歴書の職歴や学歴を嘘や話しを盛って書くことは罪?

思わぬ落とし穴!?バイト履歴書の職歴や学歴を嘘や話しを盛って書くことは罪?

アルバイトに応募するときに必ずあるのが面接。面接では「採用されたい」という気持ちから、履歴書に書いてある職歴や学歴を盛って書いてしまったり、嘘を書いてしまう人もいるかもしれません。そこまで厳密に事実確認をされることも少ないため、実際に問題になることは少ないかもしれません。しかし、万が一バレてしまった場合に、罪に問われることはないのでしょうか。今回はアンケート結果をもとに、職歴や学歴を盛ることの可否について解説します。

【質問】
アルバイト面接の履歴書で、経歴や学歴を嘘や話しを盛って書いた場合、罪になりますか?

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【回答数】
なる:76
ならない:24

アンケートの結果、「罪になる」が圧倒的多数!

アンケート結果では、「罪になる」が7割を超え、大多数の意見となりました。

・偽ったことによりアルバイト先に被害を与える可能性があるから。(20代/男性/学生)

・アルバイトであっても正式な契約なので、それに必要とされる情報を偽ることは詐欺だと思います。公文書というほど重たいものではありませんが、発覚した場合アルバイト先との信頼関係が壊れてしまいますので、どちらにせよ絶対にやめておいたほうがいいと思います。(10代/女性/学生)

・雇い主は、面接の短い時間と履歴書の紙面のみで雇うかどうかを決めなければいけません。ですから、経歴や学歴を盛ったり偽ったりすると「思っていた子とちがう」「仕事ができない」と雇い主の方に嫌悪が抱かれると思います。(10代/女性/学生)

嘘をつくことが罪になるというだけでなく、職歴や学歴を偽ることでバイト先に被害を与えることがあるという意見がありました。また、盛ったのがバレたときに信頼関係が崩れてしまうことを心配する声もありました。採用されるためとはいえ、ついた嘘が自分の首を絞めてしまうことは十分考えられることです。気持ちよく働くためには不安要素は持ちたくないですし、雇い主と良好な関係を保つためには正直であることは大切なことですよね。

よいとは言えないが、「事実に基づいていれば多少話しを盛ることもある」という意見も

一方、「罪にならない」を選んだのは24人でした。

・入学してもいない学校を「卒業した」という嘘は許されないが、成績優秀だった等の、多少の誇張は許されてもいいのではないかと思う。(20代/女性/学生)

・どのくらい盛るかにもよると思いますが、仕事内容に影響がなく、会社が損害を受けなければ罪にならないのではないでしょうか。(20代/男性/学生)

・ならないとは思いますが、後から困るのは自分だと思います。嘘ついて盛るより、正直に生きた方がいいと思います。(20代/男性/学生)

「事実に基づいていたら多少話を盛ることは問題ない」という気持ちからくるものでしょう。この回答を選んだ人は、採用されるために自分をよく見せようとすることは、常識の範囲内だと考えていることがうかがえます。ただし、盛ったことによって経歴に矛盾が生じてしまうと、逆に採用されない原因にもなり得るので、やはり「盛る」こと自体、慎重になるべきですね。

事実と異なる嘘や話しを盛った内容が雇用に直接関係する場合には罪になる可能性も!

実は、嘘や事実と異なるほど話しを盛って伝えた内容が直接雇用に関係するならば不正とされる可能性が大いにあります。面接のときに言った内容が採用の前提を覆すようなことだった場合、それは裏切り行為だと判断されても仕方ありません。しかし、それが罪なのかどうかは雇う側の解釈に委ねられる部分もあるので、一概には言えません。ただし、事実も根拠もない「捏造」が出来上がった場合には罪に問われることもあります。また、運よくバレずに採用されたとしても、いつバレるかわからない状況に不安を感じながらの毎日を過ごすことになるのです。

あとあと楽しく働きつづけることを考えて正直に自己PRをしよう!

自分がイマイチだと感じる部分をただ単に誇張し、嘘で補ってもどうしても内容に無理や限界がでてきます。こういうときはとらえ方と見せ方の角度を変えることで、自分を「魅せる」ための努力をしてみましょう。人間は誰でも足りない部分があるものです。欠点について指摘されたとしても、その欠点を補えるような長所を探して、そこをアピールした方がよいでしょう。
採用された後に自分がついた嘘や、話しを盛って伝えたことに苦しみながら働いていくことと、ありのままに楽しく働いていくことと、どちらが良い選択となるのでしょうか。面接では採用されることがゴールではありません。採用された後、そこで働いていくこともよく考えて行動することが大切です。

【著者プロフィール】
オフィス瀧本心理&キャリアカウンセラー 瀧本博史
17年間学校法人で新卒の民間企業および公務員試験の筆記・面接対策指導を行い、就職講演や内定者向けセミナーなどを実施してきた。職業訓練校ではキャリア研修担当講師とジョブカードの作成を担当。公共機関や大学では若年者から高齢者までの職業紹介と相談員としてのメンタル・ケアやキャリアカウンセリング業務を行い、自己理解や職業理解のためのセミナーや自治体主催の合同企業説明会での相談員などの業務を行なっている。
【アンケート概要】
調査地域:全国
調査対象:【職業】学生
調査期間:2016年07月04日~2016年07月18日
有効回答数:100サンプル
調査会社:ウィルゲート

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